月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

授業で知識を吸収する量が違います

高2の英語の授業は、

最初の10分:テーマとなる文法を説明

次の90分:和訳問題を生徒が解く

最後の10分:和訳の考え方の説明

という、2時間の授業で最初と最後の20分しか説明しない授業で極悪ボッタクリなわけですが、授業の前後での説明はホワイトボードに書いたり口頭説明で終わったり、色々です。

それで今日も冒頭の10分で、参考書を開かせて「ここはto-が未来のことを示していてドウタラコウタラ」と偉そうに解説していたわけですが、生徒のほうをチラチラみると聞いているだけの生徒、メモする生徒、これもまた色々でした。

当然、私の説明を聞いて丁重にメモしていただけると自尊心が大変満たされるので、「うい生徒じゃ」と思いました。ちゃんちゃん。

・・・

ではなくて、人の話をきいてメモをするというのは高校生にしては高度な技術です。学校の授業でも、黒板の文字は書いても先生の発言をメモするという生徒はそんなに多くないでしょう。

板書していないことをメモするというのは、その科目に興味があるという点で、よいことだと思いました。

清須市の大学受験 相伝学舎
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冬休み前後の入塾受付について

12月9日から冬休み明けまで入塾の受付を停止します。冬休み期間中は、新入生対応の時間をとれないからです。冬休み限定の講座等は、開講しません。通常授業が続くだけです。

また現在一名新入生の対応をしており、12月初旬にも一名面談予定がありますので、12月中は対応できてあと1名です。

「この商品は職人が手作りで作っているため月に1個しか生産できません」、みたいな感じです。

高1、高2でご検討しているかたは、予約フォーム、もしくはLINE@(id: @sodeng)にてご予約ください。電話番号は公開しておりません。

相伝学舎 木村

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高3の11月に志望校変えられる?っていう悩み

高3の生徒を見ていると、1年前からずっと変わらない志望校を貫いている生徒もいれば、ちょくちょく変わる生徒もいて、色々です。私は基本的には、志望校は最後まで変えずに突っ走ったほうが合格に近づけると考えているので、生徒にもそう話しています。

最近志望校を変更したい、もしくは変えましたという生徒がいまして、この時期の志望校変更について考えたわけです。

国立大学を志望する場合、微調整するなら今の時期が最後でしょう。私立と違って、国立は多くて2校しか受けられないし、2校といっても実質的には前期で受験する本命1校だけ、みたいなところがあるので、一発勝負の前期日程でどこを受験するのかは大事な話です。

よくある話が、センター試験の出来によってよければA大学、悪ければB大学というものですが、「良い」という基準を明確にしておかないと自己採点後に悩み、貴重な1月の時間を消費してしまいます。

私立中心に志望校を考えている場合は、第一志望のレベルを上げることはあっても下げることは無しです。最後まで強気にメンタルを保って、直前の1日まで学力を最高に伸ばし続けるという意気込みが必要だと考えます。

よって、私立志望の生徒の(弱気なほうの)志望校変更には「ふんばれ」というアドバイスになるし、国立志望の生徒の志望校変更は「それで頑張ろう」というスタンスでいます。

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なんで知り合いなの?っていう場面

春頃に入塾した生徒生徒で面談のときに「来月の〇日まで習い事が忙しくて、あんまり時間がとれません」と言っていて習い事が何かときくと「バレエです」。大変ハイソな習い事ですこと、バレエといわれても私は

「(そういえば一週間前にテレビでバレエの『水なんとかさん』という人の特集を見たばかりだけど名前が出てこない!しかも名前が出てきたところであんまり内容を覚えていない)・・・あれって、つま先が痛くないんですか」

くらいしか質問できず教養のなさを露呈するばかり(ちなみに、女子は痛いらしいです。)いや、たしかそのときは「ああ白鳥の湖・・・みたいなやつですか?」という無知にもほどがあるだろ的なダサい質問をした気がします・・・。

また、バイオリンも習っているそうで、平民の私としたら(貴族かよ!)と思いつつ「あれって、生音どれくらい大きいんですか」くらいしか質問が出来ず・・・

さて、新しく生徒が入ると「えっおまえここの塾だったの?!」的な会話があったりして、ちょっとざわ・・・ざわ・・・とすることがあります。そういう場面は基本的には清洲中出身者どうしの会話です。同じ高校どうしだと、ひと学年350人いるので、あんまり発生しません。

で、先日も似たような場面があったのですが、顔を見合わせている生徒は学年も違うし出身中学も違う。

??としていると

「習い事が一緒でした」

はい?

「バイオリン教室で一緒でした」

(問 清須市の15〜18才の1000人の中高生のうち30人がバイオリン教室に通っていたとする。1000人から2人を選ぶとき2人ともバイオリン教室の生徒である確率を求めよ。 答 かなり小さい)

二人ともお母様がこの塾をみつけて下さったという話なので、大変僭越ながらやんごとなき高貴な身分のかたの琴線に触れるおもしろきことがブログにあるのでしょうか、などと考えてみたり・・・でも私、ブログやtwitterでク〇とか〇ズとか、〇ホとか、汚い言葉を使っていますが、本当に御息女をうちの塾であずかって大丈夫でしょうか・・・

ちなみに後日、新しい塾生に「バイオリンって生音どれくらい大きいの?」と質問するワンパターンな私・・・

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先生、紅茶に砂糖は・・・?っていう話

大学生時代に家庭教師として2年ほど教えていた超有名私立高校の生徒がいまして、家庭教師を雇うくらいですから大変ハイソなご家庭でした。毎回2時間数学を教えていて、1時間たったころにお母様から「先生、休憩をどうぞ」といって洋菓子を出していただくのが習慣になっていて、私はそれが大変楽しみだったわけですが、洋菓子なので紅茶もセットで出していただくわけです。

で、やはりハイソなのでリプトンのティーバック、のはずがなく、フォートナムメイソンの紅茶をポットにいれて、しかもポットの温度が下がらないようにカバーつきで出てくるというこだわりようです。

私は昔から紅茶が好きだったのですが、好きなわりには「砂糖は3杯必要」という激甘口な飲み方をしていて、表題のとおり「先生、紅茶に砂糖はどうしましょう?」と言われて、「ください」と言おうとしたところで「・・・いらないですよね?」と先んじてしまわれ「も、もちろんです」と答えて、ストレートで苦い紅茶をのみながら「これがハイソの味か・・・」と思ったものです。

しかしそれも慣れてくると美味しく感じるようになり(というかケーキとセットなので砂糖なしがちょうど良いに決まっている)、今はめったなことでは砂糖を入れません。

ちなみに、ケーキは週替わりで近所の色々なケーキ屋さんから調達されており、授業の終了後には和菓子と煎茶による休憩時間があり、夏場には昼休憩にうなぎ屋さんに連れて行っていただいたりと、大変美味しい仕事でした。もちろん、生徒の数学の成績は爆上げでした。

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