月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

授業だけじゃないんです塾って

新高1、高2で入塾を決意してくれた生徒がいて、嬉しいです。いや、勉強するのは本人であって私は外野にすぎないので嬉しいもクソもないのですが、私みたいな偏屈野郎の塾を選んでくれる勇気に乾杯したいと思います。そんな勇気ある生徒には、私の出来る限りの応援をします。

私の塾で提供している最も分かりやすいものは授業ですが、授業以外のことが大きいように私は思っています。具体的には毎日何を自習すれば良いかのアドバイスと、入試にむけた全体の作戦を練ることです。

生徒には「授業:自習=5:95くらい」と伝えていまして、大学受験において一番重要なのは自習だと私は考えています。なのでその自習を充実させるために、どの教材をどのように学んでいくのかをちゃんと教えます。高1のうちはどの生徒もだいたい同じことを指示しますが、高1の後半以降は結構バラバラつきます。現在の学力、志望校の難易度、入試科目によって変わってきます。

入試に向けた作戦というのは、いかにして志望校の合格最低点を稼いでいくかという観点で考えます。入塾の時点で、入試科目・配点・合格最低点・入試の傾向を調べている生徒はいません。志望校が決まっていれば、これらの数字を知っておいてもらいます。

志望校が決まっていない生徒には、具体的な大学を提案することもあります。今3年で東工大志望の生徒は、高1の4月で「理系で神戸大くらい?」と言っていましたが、そこそこ学力が高かったので「きみは勉強ができるのだから東大を目指せ」と言ったら「国語が・・・」というので東工大に落ち着きました。先日河合塾の模試で神戸大がA判定だったので、2年前にたてた東工大という目標はなかなか良かったのではと思います。

集団授業とはいえ、少人数の塾ですから生徒と私の接点はかなり多いです。高1の4月から通塾だと3年間、学校の担任とは比べものにならないくらい観察します。だからこそ、適切なタイミングで適切なアドバイスができます。

3年間サボらず勉強してくれれば、塾に通わないよりも学力は伸ばします。センター+2次=1000点満点の大学なら100〜200点くらいは寄与できる自信アリです。証明できないですけどね。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp

ある日突然、猛勉強を始める

最近新しく来てくれた新高2の生徒で、高1のあいだたいして勉強をやってこなかったという生徒がいます。模試の結果を見せてもらったら英国数総合で学年最下位を取得経験ありの、筋金入りです。

が、なぜか、春休みは1日12時間勉強しています。高3の受験生かと思うくらい、勉強しています。私は「せっかく勉強やるなら、朝10時〜夜10時でやってみたら?」と最初に提案しただけでそれ以上は何も言っていません。むしろ4日目くらいに「そろそろ疲れてきたと思うし、時間短縮しようか」と言ったら「いや、やります」とのこと。

今日、あらためて「なんでそんなに切り替えられているの?」と聞いたんですが、とくにこれといった理由はない様子。「絶対○○大学に行きたいと思いました!」くらいのことをこたえてくれると納得するんですが、そこまで志望校が明確なわけでもないし。

なんにせよ、生徒がやる気満々だと私もどうにかしてあげたい熱が高まるので、劇的ビフォーアフターになるよう頑張ります。

 

結論

人のやる気って、本当にわかんねえ

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繁盛している風

街中で塾の前に自転車がたくさん駐輪されてるのを見ると繁盛してんなーと思うんですが、今日は私のところが繁盛している風。
10台そこそこあるだけですがかなり生徒が多い印象を醸し出していました。テキトーな自転車を買って常に3台くらい置いておけば人気のある塾みたいな感じになるのでは・・・
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塾にいくつかルールがあります

季節柄、体験授業を受講中のかたや、入塾検討中のかたがいらっしゃると思います。ホームページや過去のblog、チラシには塾のルールを書いているんですが、あんまり見ていない人も多いと思いますので、書いておきます。

 

・定期テストに関して

相伝学舎は大学受験の一般入試の得点を最大限あげるために授業を進めています。高校の定期テストと入試は完全に別物ですので、定期テスト対策は一切ありませんし、テスト期間中の授業欠席も不可です。

 

・自習室に関して

私語を含め生徒間コミュニケーションは一切禁止です。目線を合わしたり、会釈するのもダメです。絶対にダメです。初犯で自習室を3週間利用停止、2回目で永久に利用禁止というルールがあります。

 

・疾病時の対応に関して

風邪やインフルエンザの疑いがある場合には、塾を欠席してください。私に感染したら塾の授業が行えずいろんな人が大変困ります。風邪だけど頑張ってきました、というのはやめてください。私の顔が引きつります。

 

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どこの大学を目標としたらよいのかわからない

実は私、高1の一番最初は「桜美林大学」というところに行きたいとか思っていました。知ってますか?知らないですよね?私は当時も良く分かっていなかったし、もちろん今でも良く分かりません。なぜその大学がいいなと思ったかというと、大学が色々紹介されたパンフレットに書いてあって、名前がかっこよくて、合格しそうな気がしたからです。

これは十年以上完全に忘れていた記憶だったんですが、昨日新く入った生徒と会話していて、名古屋ナントカ大学という名前を聞いたことのない私大に興味があると言っていて、それはなぜか聞いたところ大学紹介のパンフレットかなんかとみてよさそうだと思ったから、といっていたのを聞いて、思い出しました。

高校入学してすぐって大学の難易度が全然分かりませんよね。みんな名古屋大学を目指すらしいけど、自分でもいけるのだろうか?そもそも無理なら手頃なところを目指そうか?あんまり猛勉強したくないし。

みたいに考えている人も多いのではないでしょうか。

すでに具体的に志望大学・学部が決まっている人には私から口出しすることはありませんが、まだ決まっていない人にはちょうど良い目標をたてる手伝いをしてあげなければいけません。

入試までの残り時間を考えれば、仕上げられる科目数は決まってきます。科目数がきまれば受験できる大学の上限も決まってきます。どちらも上限ギリギリで、できるかできないかでいうと出来ない可能性のほうが高いだろう、くらいの目標をたてたいものです。

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