月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

塾生の共通点発見

今日も授業が終わった後、ミニストップにメロンソフトを買いにいってしまいました。いつも妻と二人で食べるんですが、「これは去年の巨峰ソフトと並んだのではないか?」というのがちらほら話題になっています。まじでうまいです。

ところで塾生から話を聞いていると、中学時代に海外にホームステイ経験がありという生徒がやたら多いです。ある程度精神的に自立しているような人ではないと、「ひたすら自習しろ!」という私の方針は受け入れがたいでしょうから、そういう人が集まるというのはあるのかも?自分が中学時代に、一週間でも海外で暮らせるチャンスがあると言われたら手を上げたかどうか・・・。

まあ、ただ単に清須市の中3のオーストラリアホームステイが、結構な人数参加するというだけかもしれませんが。あれって学年で5-6人くらい行けますよね?教育する土地として清須市には魅力を感じませんが、ホームステイだけは予算充実しているなっていうポジティブなイメージがありますね。(サッカーの日本代表みたいな発言してみました)

大学受験って頭の良し悪しも大事ですが、内面が成長しているかのほうが問題だったりするので、清須市の中学生で興味があるひとはホームステイに参加したほうがいいですよ。たぶん。

 

清須市の大学受験 相伝学舎
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18〜22歳をどういう場ですごすか

先日授業中に少し話したんですが、高校生たちには18歳〜22歳という時期にたくさん刺激を受けられる場所にいてほしいと思っています。大学の4年間というのは、中学や高校という極めて閉鎖的な環境から解放されて、全国から集まった面白い人たちと交友関係を持つことができ、ほとんどの時間を自由に使うことができ、使えるお金も増え、そのうえこの新しい世界に直面して好奇心がどんどん大きくなっていく、そして何より、若い!そんな時期です。

私自身の経験からいって、高校はたしかにとっても楽しかったんですが、高校どまりの人が多いので刺激を受ける場とは言いがたい。でも大学のほうは、在学中も卒業後もものすごいエネルギーを発揮して生きている人がたくさん集まっています。大学に入学したときには、ほんとうに別世界だと思いました。

今は大学時代の人たちとは離れた地方にいるんですが、旧交を温めるのは別に数年に一度でも数十年に一度でも良くて、同じ大学生活を過ごした人たちがそれぞれの分野で活躍しているという事実が、今の私の活動のエネルギーに変換されていきます。これは何事にもかえがたいものです。

大学受験の価値を語るときに「卒業後の就職がどうのこうので〜」という人は(もちろん私も立場上言及することはあるものの)、大学の価値を見誤っています。人生をメロンでたとえるなら(ミニストップのメロンソフト食べたい!)、肩書きというのはメロンの皮で、人生そのものはその内側にある実です。

メロンの価値とは皮の美しさなんかではなく食べて美味しいかどうか。人生も肩書きより、生きてて楽しいかに注目しないとダメ。でも「いい大学にいって、大企業に入って、課長代理くらいまで出世する」的な価値観はメロンの皮しか見てません。

大学というのは美しい皮(=大卒の肩書き)を与えてくれるものですが、実はそれ以上に、実がいいんですよ。いい友人と知り合うことが出来るんです。

でもヘボい大学にはヘボい人しか集まらないので、ちゃんと自分がたくさん勉強する過程で考え方を成長させて、ちゃんとした人しか受からないようなところに合格していきましょう。

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ミニストップのメロンソフトうまい

私はミニストップのソフトクリームが好きなんです。

通年をとおして販売される普通のミルク味以外に必ず1つ味があって、こちらは季節毎に変わるんですが、昨年夏に販売されていた巨峰ソフトが一番美味しくてこれが100点だとすると、その後はモンブラン50点(くどい)、チョコレート50点(くどい)、イチゴ65点(可も無く不可も無い)と続いていたのです。

巨峰はまだだろうか?というのが私の関心事でした。

しかし今月からスタートしたメロン味。これが美味しくて95点。残念ながら巨峰には及びませんが、何度も食べたくなる名作といって良いでしょう。(巨峰は週1回くらい食べてました)

 清洲東小学校前にあるミニストップに私はよく出没するのですが、みかけても「あ、今日は木村がメロンソフト買いにきているのか」とそっとしておいて下さい。

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2年後の早稲田大学政治経済学部入試で数学IAが必須に!選択は数IIBが無難か

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現高1から入試制度が大きく変わるとか言いつつも実は募集要項をはっきりと公開している大学は今まで一校もなかったんですが、早稲田が先立って具体的な条件を公開していました。リンクはこちら↓

入試の変更点 – 早稲田大学 入学センター

 

まず、WEB出願時に「主体性」「多様性」「協同性」に関する経験を記入することが必須になるようですが、これは入試には関係なく入学後に参考にするようです。1時間くらいで適当に書けばよいでしょうから、受験勉強への影響はゼロですね。入学後に参考とか書いてありますが、とりあえずそう言っておきました感が・・・。

政治経済学部と国際教養学部については入試科目が公開されています。入試科目とその配点のチェックは超大事です。注目すべきなのは政治経済学部で数学が必須になったことです。

このURLに公開されているPDFをみてください。

https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/change/

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まとめると・・・

センター試験(の新しいやつ)から英語・国語・数学IAが必須となり、あと1科目を選択とする。合計で100点。これに加えて、外部英語試験(英検的なやつ)と大学独自の試験(英語と国語のミックス)を30点、70点くらいで実施する。

ということです。イメージ的には、今の国立大入試のセンター+二次という感じで、センター(の新しいやつ)+難しめの論述問題、という入試ってことですね。

では具体的に受験生が何を勉強するのか?

もともと東大や一橋などを目指して7科目ゴリゴリすすめるような人たちは「選択科目は何が一番簡単かな?」という発想になると思うんですが、早稲田を第一志望にする人(つまり余計な科目を勉強する余裕がない人)にとっては、選択科目を数学IIBにして受験勉強を「英語・国語・数学IAIIB」にするのが合理的な気がしますね。

英語・国語・数学IA・現社、みたいに比較的負担の軽い公民を差し込むのも早稲田だけを狙うならアリかも?早稲田にこだわらず受験していく人は、他の私大の受験科目がどうなるかにもよるので微妙なところですが。

外部英語試験の配点が全体の15%とのことですが、「4技能」の評価をうたう外部英語試験も、Reading, Listening, Writing, Speakingが1/4ずつみたいな配点になるでしょうから、受験生の英語の勉強はたぶんほとんど変わりません。早稲田の政経はもともと英作文が出題されているので、ライティングの勉強はこれまでどおり必要だし、スピーキングは全体の配点の15%×1/4=3.75%でしょ?

とくに対策しなくてもこの3.75%のうち4割くらい得点できるとしたら、それを7-8割まで仕上げるのにエネルギーを使うべきか?配点のたかい独自入試のほうに時間を割いていくのがいいでしょうね。

以上のことを考えると、従前どおりの英数国の対策をして、英語の学力が十分のびたころに外部試験を受験し、可も無く不可も無くの点をとっておいて、それ以降は英語と国語を中心に取り組んでいく、という様子になっていくと思います。 

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猛省中

今日は人と話していて、大変なことに気づきました。私はいつも高校生たちに偉そーに「最低点をどうとるか考えよ」とか「合格する人の真似をしろ」とか言っていますが、いざ今の自分を観察してみると自分が成し遂げたいことはあれどその達成条件をあいまいにしたまま放置していました。

教える仕事ってこうやって自分を対象化していないと、ただ偉そうにしているだけで自分はなにも出来ないカスに成り下がるのが一瞬なので、気をつけないと。

「こうやって合格に近づこうぜ」と発信するのはもちろん必要なことですが、自分がやっていることは過去に自分が全クリしたゲームの攻略法を教えているようなものですから、攻略法は教えつつ自分は自分で次の目標にチャレンジしていかないと示しがつきません。まあ、別に高校生たちが「いやあんた偉そうにしてるけど今なにかやってんのかよ?」とか私に突っ込むことはないしそもそも疑問に持つことすらないと思いますが…。