月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

自習日和

今日も外は暑かったですね。日中、用事があって外出していたんですが出かけるんじゃなかった。塾にもどってきて思いました。今日は自習日和です。こういう外の暑い日こそ、涼しくて静かな自習室と冷たい飲み物の完備された塾で勉強すべき。外で活動するのは、もっといい日があります。

人生全体でみても、高校時代は勉強する絶好のタイミングです。大学生になってから、大人になってから学ぶのもそれはそれで楽しいんですが、高校時代の勉強はやればやるほど人生が変わります。私は田舎のヘボ公立高校から慶應に行って、全然違うところにきてしまったと思いました。私なんかが本来行ける世界ではなかったんですが、運良く合格最低点に乗ったらしく、行けました。高校時代に頑張った自分と何人かの恩師には感謝しています。当時通った塾には社会人になってからも何度か挨拶にいっています。いま私が塾をやっているのも、私がやってもらったことを次の人たちに伝えるべきだと思っているからです。

私は塾を開くまでは、大学受験をする高校生は全員が真剣にやっているのだと思っていたんですが、実は多くの高校生はそこまで真剣ではありません。田舎の人ほどもっと真剣にやるべき。高校時代は人生の勉強日和です。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp

合宿開始

合宿始まりました。

それぞれがやることは昨日までに前もって決めてあるので、今日からは勉強マシーンになってひたすらリストを消化してもらいます。

私はおやつの買い出しを頑張ってます。受験生って食べるくらいしかリフレッシュできないですからね。

あしたからも頑張っていきましょう。

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塾まで定期券

去年も高3は頑張っていましたが今年は5人の生徒が自習室に住み込みみたいな感じで頑張っています。この学年は遠方から通っている生徒が多くて、1時間くらい通塾にかかる生徒もちらほら・・・。高校が塾の近所とかそういうのじゃなくて、純粋に遠方です。夏休みの間、塾までの定期券(当然、学割はきかない)を買って通塾している生徒も2名いて、よくそういうこと思いつくなあと感心しています。

自転車圏内の生徒もいますが、みな塾の開店からきて10時間くらい集中していて、それを毎日続けているんで本当によく頑張っている。瞬間最大風速で10時間やる生徒は全国にいくらでもいるでしょうけど、平均で10時間というのはだいぶ少なくなるのでは。

塾というのは学校の補習とちがって出席に強制力ないですからね。強制力がないなかで、毎日同じことを継続できるのは簡単なことではありません。そのうえやっていることは、渡された宿題のプリントではなくて、自分で取り組むと決めた参考書です。

やったからといって誰かにほめられるわけでもなければ、やらなかったからといって誰かに怒られるわけでもない。全部自分で責任を背負ってやっているのが私の生徒の自慢すべきところですね!

 

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うちの塾が素晴らしい

合宿にむけて生徒諸君の1日の勉強プランを聞かせてもらっているんですが、塾のサービスの中心をどこに置くべきなのか考えさせられました。

合宿というのは朝9時〜夜21時まで塾に滞在してひたすら自習するという当塾らしいイベントで、その時間で何をやるのかを生徒ごとに決めます。今回は参加者が高2、高3だったのでもうある程度日々やることが決まっているだろうと思って、「1日のやることリスト作って見せて!」と伝えたんですが、「なかなかgood!」というリストは感覚的には半分くらいで、あと半分はかなり改善の余地ありでした。

頭ごなしに否定するのも良くありませんので、高1とか高2のうちはある程度「それ失敗するだろうな〜」というのを見越して失敗したあと気づいてもらうという作戦をとることもできるのですが、それが高3になってくるとこの時期に失敗したらそれは浪人を意味することになるので日々のメニューを見直してもらうことになります。

日々の計画をたてるには、「まずチャート例題を暗記」とか「単語帳暗記」みたいな感じでボトムアップからやることも必要なのは確かなのですが、どうしてもボトムアップ「だけ」になりがちです。合格最低点をとるために、どの科目で何点とるのか?そしてそのために必要なことは何か?というトップダウンの計画が無いと大学受験は運任せのギャンブルになってしまいます。ギャンブルというか「あーセンター試験の得点率が70%しかないから第一志望の出願はムリだー、志望校さげよー」みたいなズルズルと下がっていく受験になりがち。

運任せではなく合格を意図的に狙っていくのなら、合格最低点をとるための必要十分条件をどう満たすか考えましょう。

この逆算の考え方を教えてもらえるなんて、うちの塾ってほんと最高ですよね〜。受かる人はこういうことを無意識でやっていて、受からない人はやってないんですよ。

自分で言うのもなんですが、私が塾開いて大変感謝している人は間違い無くたくさん居ますね!人生変わった人もすでに何人かいるでしょ!へへへ!

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接点はtなんですか?

「先生の解説は接点をtとおいてますが、チャートだとaと置いてたりするじゃないですか。どっちでもいいんですか?」

という質問がありました。なかなか良い質問です。数学的にはどっちでもよいのですが、ここは「接点は、昔からtと決まっているのだよ」と優しく諭してあげるのが、大学受験の数学を教える人間の勤めでしょう。

チャートが接点をaとおいたりpと置くのは間違っています。接点はt以外ありえません。接点といえばtだし、tといえば接点なのです。接線がらみの問題は接点をtとおけば、たいてい解けてしまいます。それだけ"t"にはパワーがあります。でもこれがaとかpと置いていたら、解けるかわかりません。

 

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