月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

10年前のヒーターに助けられた

教室と自習室には暖房があるんですが私が普段滞在している部屋には火事のあと暖房器具がありませんでした。なのでこの一週間はずっとコートを着ながら授業準備や確定申告を進めていました。一応上半身はまだなんとかなるんですが、足下がひたすら冷たい。頭寒足熱じゃなくて足寒頭熱状態。

エアコンを設置できるのはまだまだ先だし、かといってファンヒーターを買っても来年使わないし、と思って悩んでいたら、以前一人暮らししていたときに買ったカーボンヒーターが妻の実家に置き去りにされているのを思い出しました。

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ドドン

10年前に買ったものですが、使えました。十分あったかいです。300Wなので電気代も安い。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp

新年度もパワーアップしていこう

塾で提供するものは「やってもらって嬉しかったこと」という経験が基本的にはベースになっています。授業の方式は私が高校生のときに通った塾のやりかたを大部分参考にしているし、机や椅子などの選定や自習室のウォーターサーバーやおやつコーナーなどはトレンドマイクロで働いていたときのオフィスを参考にしています。自分が経験していることを再現すればよいので、すぐにサービスとして提供できます。

一方で「これがあったらもっとよかったな」とか「もっとこうしたらいいんじゃないか」という発想でサービスをつくっていくこともあります。こっちは形にしていくのが結構難しいです。実際にサービスとして提供してみても必要性を感じてもらえない可能性が高いし、効果があるとしてもお金を払っていただける程度の品質が確保されているのかどうか確かめるのが難しいからです。

しかし「やってもらって嬉しかったこと」を再現するというのは、既存のサービスを真似するということですから新規性がありません。新規性がなくても生徒の学力があがればそれでいいんですが、時代は変化しているので常に改善していかないと過去のサービスはいつのまにか時代遅れになってしまいます。サービスの形にはおそらく賞味期限があります。

なので時間をかけて「もっとこうしたらいいんじゃないか」というサービスを形にして、時代に合わせて事業を営んでいくことが独立してやっている以上不可欠です。

いま確定申告の数字を集計していますが、塾を始めてから毎年事業規模的には堅実に成長しています。今年も同じことをやったら昨年と同程度に成長できる可能性は十分にありますが、昨年以上に成長できるよう手をうっていってやっと商売として続けていけるものだと考えています。

2年がかりで授業の形式をいろいろ試行錯誤してきましたが、新年度から新しい授業形式を採用して教えていきます。過去の授業で何度も実施してきて手応えを感じているものなので、今年もまた塾として成長していけると確信しています。


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塾やってて嬉しいこと

ブログでは「補習は欠席すべき」とか「授業中は内職しよう」とかこれまで書いてきたとおり、私はわりとドライでさばさばした判断をすることが多いですが、塾の生徒に関しては割とウェット気味に考えています。清須のよくわからん場所にあって、五条や西春の管理教育がありがたいという風潮にあるなか「管理教育うんち」などと小学生レベルの落書きを主張している塾をわざわざ選んでくれるというのは、まあ私があまりに魅力的なのかもしれませんがとてもありがたいです。なのでなんとか第一志望に受かって欲しい、どうしたら第一志望の合格可能性を高められるだろうか、と常に考えています。

といっても高1、高2のうちは授業で教えたことをなんとか理解してついてきてもらうほかないので具体的なアドバイスになることはまれですが、高2後半以降は学力にバラツキもでるし志望校にむけた個別のアクションが必要になるので、接触が増えてきます。生徒のほうも志望校を変えるとかいろいろ悩みがあるとかで、私に相談することが増えます。塾が終わる22時に相談が始まって、その後24時近くまで話し合うということも珍しいことではありません。これが大人なら「まあ飲みいくか」になるんですが、高校生なので飲んでも自習室の水くらいです。

猛勉強して最終的に受かったら嬉しいし受からなかったら悔しいのですが、どちらにせよ私の塾の生徒はみんな一生懸命頑張るので、最後までよく頑張った姿は感動に値するし、最後まで小学生の落書き塾を選んでくれてありがとうという気持ちになります。

なので昨日みたいに受験の大変な時期を共有した生徒が訪ねてくれると、何事にもかえがたい嬉しさがあります。


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卒業生と食事へgo!

教室と自習室が完成して「(色々後回しにしてるけど)とりあえずなんとかなった・・・!」とひたっていたところ卒業生からメールがきて、急遽帰省して清須に戻ってきたのでご飯につれていってほしいということなので春日にあるsensyu亭という焼き肉屋さんにいってきました。

 

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塾を開いたときの最初のチラシできてくれた8人の生徒の一人でもう4年の付き合いになりますが、4年前のことを思い返すとだいぶ大人になりました。

個人的にはこれまで誰かにご飯につれていってくださいと言う側だったのが、いつのまにか言われる年になったのが感慨深いです。

それにしても里帰りのときにちゃんと連絡をくれるなんて可愛いですね〜。きっと出世するので、今から媚び売っとこう。


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