月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

えっ、これ意味あんの?

自粛解除後は何事もなかったかのように元に戻ると予想していましたが、実際には「なんとなく合戦」が繰り広げられているように見えます。

世の中を見渡せば「えっ、それ意味あんの?」的なコロナ対策らしきものがそこら中にあり、会社組織を離れて久しい自分としてはどういう意思決定が、どのくらい真面目に議論されているのか気になります(経営層トップダウンなのか担当者が適当に判断しているのか、ガチで対策だと思っているのかこれくらいやっておけばお客さんから文句いわれないよね、的な温度感なのか)。

 

でもこういうなんとなく合戦というのは今に始まったことではなく、高校生の勉強生活をみてみればやれ週末課題だの、補習だの、効果があるようでない・・・とまではいきませんが(やらないよりはマシです)、合格という最終ゴールから逆算したとは思えない非効率極まりない昔ながらの生活様式が疑いもなく受け入れられています。

周りのほとんどの人がやっていることが正しいことだという目に見えない引力の強さを感じるばかりです。

私なんかはひねくれているので周りのほとんどの人がやっていることは間違いだ、くらいに考えていましてこれはこれで極端かもしれませんが、少なくともほとんどの人よりはしっかり考えて結論をだして行動しているので今のところ人生はいい方向に向かい続けています。

いまの時期第一志望の模試判定がE判定という高校生が多いと思います。そういう人は、自分が同級生をごぼう抜きしまくらないと合格できないと理解しているんでしょうか?

同級生と同じ勉強をやってちょっと勉強量が多いくらいでは?

同級生と同じことをしていて自分だけ圧倒的に結果が出るなんて、ありえないことくらいわかりますよね?

何も考えずに週末課題や補習に時間をつぶされてたら、ダメなんです。

そこで「えっ、これ意味あんの?」と気づけるかどうかで人生変わります。

自分の人生をもっと大切にしてください!

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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なりすまし注意

予約フォームに「高校名、学年、相談内容」という項目がありまして、必須ではないのですがだいたいみなさん記入していただいています。

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1行で終わる簡単なものから、数行にわたる困窮の様子の直訴状のようなものまで様々なのですが、「ちょっとくさいな」と思うものがありまして、それは「生徒本人が書いたと見せかけて親が書いている」というもの。

「○○高校2年です。数学の模試の結果がよくありません。計画的に勉強を進めるのが苦手です。」

とかいうと、これはくさい。妙に客観的です。

 

予約フォームに限らず、授業の欠席の連絡も

「田中正造です。本日の数学は欠席します」

とかいう文面でメールアドレスが

 shouzoumama@gmail・・・

みたいな、「あんた母親やん!」と突っ込んでしまうようなものだった場合、返事に困ります。

生徒なら「ok」で済ませますが保護者だったら「承知しました」くらいは書きます。

なので悩ましいときはめんどくさいので返事しません。

最近は生徒とのやりとりをLINEで済ませているのでなりすましは減りましたが、うちは幼児教育ではないので子供の名前を使って親が連絡するのは紛らわしいと感じます。

 

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配布用ノートはちょくちょく改訂しています

昨年4月からホワイトボードでの板書による問題解説スタイルは終了して、板書をノートにしてそれを配布するというやり方に変えました。

このノート(通称キムチャート)は数学IAIIBIIIのほとんどを網羅しているんですが、昔に作った分野ほど字が汚いという問題がありまして、定期的に分野ごとにアップデートをかけています。

 

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↑初版

 

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↑こちらが現在作成中の第2版。平面ベクトルです。

 

文字を綺麗にするだけだから、スラスラすすむ単なる事務作業と思いきや、前ノートを書いたときから「もう少し説明を変えたい」とか「ここは良く質問される」とか「ここまで説明必要か?」という部分が出てくるので、改訂しながら進めることになり、思うようには進みません。

でもこのノートの良し悪しによって、生徒の自習の効率が左右されるので、丁寧にやっていきます。

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理由3 学生じゃないとムリ

当塾で授業を担当しているのは私のほか、大学生のスタッフが4名います。

というとどう感じますか?大学生のバイトにやらせてんのかよ、と思う人もひょっとしたらいるかもしれません。

しかし私は学力が極めて高い大学生スタッフとチームになって教えていくのが最適解だということに全く疑いがありません。

 

理由1 学力がある

問題が解けるのとそれを教えられるのは別のスキルではあるんですが、まずは人に教えられる程度の学力があるというのが採用の大切な条件です。スタッフの4人中3人は浪人生活を経て大学に進学しているので学力にムラが少なく、残る1人は今年の卒業生で現役で大学進学しましたが受験の最後にはもうほとんどこちらから教えることがないくらいまでやり切った生徒だったので採用基準を満たしています。

 

理由2 働いてくれる

いやそもそも予備校で教えている人なんて日本にいくらでもいるわけで、私が仮想通貨などで財産を築いていれば年収2千万円くらいで働いてもらうという手もありますが、残念ながらそうはできません。実際にそういう人を採用するなら月謝が今の何倍になるかわかりません。どれだけサービスの質がよくても月謝30万円ですって言われたらまあムリじゃないですか。

価格転嫁する必要のない時給で働いてくれる学生というのはありがたい存在です。とかいうと、低時給でこきつかっているように思われるかもしれませんが、うちより時給のいい塾バイトもそうそうないのでちゃんとwin-win(死語)です。一応、「高校生 個別指導 時給」で10分調べましたがうちが最高額でした。

 

理由3 学生じゃないとムリ

難関大に進学する人で学生にものごとを教える仕事に戻ってくる人って今時絶滅危惧種で、学力があって人物的にも良好という人って教員にせよ塾講師にせよいないと思うんですよ。私も高校生の受験を指導出来る程度の学力と経験はありますが、正直人物的には良好とはいえないし、むしろコッコウリツとか補習サボれとかいって大衆にケンカ売って世の中で遊ぶ程度に幼稚ですから、生徒のみなさんも保護者のみなさんも仕方なく選択していると思うんですよね。「塾の指導がいいから通っているが、人物的には尊敬できない」と思っている人正直に手を挙げなさい。

当塾のスタッフたちも5年後10年後には立派に職業人生を歩んでいると思いますが、まず塾で教えるという選択肢はないでしょう。私も大学時代には塾講師や家庭教師を週何日もやってましたが、「就職で塾はないわぁ〜」と思ってました。もちろん今は、「みんながいいと思っているものがいい」というしょうもない価値観から卒業できたので、今の仕事が楽しいと思ってやっていますが、やっぱり当時は外資系企業を転職しながらキャリアアップや〜!などと考えていました。

そう考えると、学力的にも人物的にも優れた人が「塾で働いてやってもいいかな」と考えているのが大学生時代、という状況を使わない手はないですよ。

 

 

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今の塾の仕組みのすごいところ

 1.どのタイミングで入塾してもOK

高1の4月から開始なら一から丁寧に、高2からなら二次関数からやり直し、高3からなら気合いと根性でどうにかしてくれ、という感じで入塾タイミング、その時の学力、志望校のレベルを考慮して指導ができます。

生徒全員の答案添削を通じて問題の解き方の作法やよくある注意点を伝えていけるので、「とりあえず当てはめて答えを出しただけ」という状態を排除でき、根本的に学力を伸ばしていけます。

 

2.授業内容が毎回アレンジされる

生徒によってモチベーションの程度のバラツキがあるので、テンションの高い生徒にはより突っ込んだ内容のものを、そうでない生徒は最低限ここだけは押さえてほしいものを、というように授業内容をアレンジしています。

毎回の準備の様子は↓をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=prElMSyidgo

 

3.内容の割に安価

似たような内容で高校生向けの個別指導でそれなりにまともな人が教えてくれるサービスだとたぶんうちの2倍くらいの単価になるのでは?

当塾では、扱う参考書を青チャートと一対一対応の演習に絞っていることと、生徒の集客をblogに頼っており広告費をほとんど使わないことでコストを抑えており、現在の料金を実現しております(←嘘、そんなこと何も考えてない)

 

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