月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

印象を与えるデザイン

今、友人のデザイナーにお願いして塾のロゴを作成してもらっています。昨日、「こういう方向で作るよ」っていうコンセプトの資料を頂いたんですが、資料が美しすぎて感動しました。かつてIT企業で勤務していたとき、無数のプレゼン資料を作成しましたが、そのなかで最も綺麗に作った資料ですら足下にも及ばないくらいで、「同い年でこんな資料を作れるのか・・・しかも同級生で・・・」と思うほどでした。

美しい資料というのは、シンプルで絵も文字も最小限なのだけど、受け手にズドーンと伝わってくるのだなと勉強になりました。

言いたいことがあるとどうしてもごちゃごちゃ説明したくなってしまうのですが、我慢して情報をそぎ落とすことが出来るようになりたいものです。

開業したての塾で、デザイナーのデザインなんていらねーよ、という人もいるかもしれませんが、デザインをしっかりすれば単に垢抜けるだけではなく、自分が考えるコンセプトを一瞬で伝えられるというメリットが得られると考えれば、こだわって作るべきという判断をしました。

ロゴのほかにも教室や給湯室の拡充などやりたいことはたくさんイメージがあるのですが、やはり先立つものは銭で、出来る範囲の設備投資からスタートして少しずつ改良を加えていきたいです。大学で学んだ、マルクス経済学のイメージですね。資本主義というのは面白いです。