月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

受験における地域格差は、意識の格差

 大学受験生が最もおちいりがちなミスは、自分の目標と現在置かれている環境がかけ離れていることの自覚が出来ないことです。

 つまり、「難関大学に行きたい。だから一生懸命勉強を頑張る」という生徒がいたとしても、その生徒が勉強を努力する方法は、その生徒の常識=現在置かれている環境の常識という制約から抜け出せません。当然のことながら生徒がどれだけ頑張っても、その常識の範囲で頑張っているうちは、通っている高校の進学実績以上の結果は生まれません。たとえば、五条高校から名古屋大学に行こうと思っても上位一割も進学出来ていないのです。五条高校の提供する常識の範囲で努力していけるのはせいぜい、地方の国立大学か公立大学です。理系ならまだしも文系で地方に行って未来が描けるでしょうか?

 ここに地域格差をみることができます。難関大学にうかる学生の多くは、高校の提供する授業など無視して自習で勉強をすすめます。自習が最も効率が良いからです。そして、受験に必要なエッセンス(それは問題の解き方といった具体的な情報であったり、受験に対する考え方といったマクロな考え方であったりします)を塾や予備校から必要なだけ入手して、合格までの最短距離を歩みます。

 受かる学生が自習でどんどん進んでいくのにたいして、受からない生徒は学校の定期テスト対策をしたりして、一見勉強をしているようで受験には繋がらない時間の浪費をします。だから落ちるんです。 

 ということで、塾を開いて3ヶ月がたち、1学期の中間・期末についてはある程度定期テストを考慮した授業運営をしていましたがこれからは大学受験一本で進めていきます。

 

清須市の大学受験、塾 相伝学舎

TEL: 052-508-9988

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