最近つくづく思うんですがやっぱ塾で教えるのは楽しいですね。生徒が成長していくのを見ることができますし、何よりもうちの塾で勉強したことによって、通わなかったときと比べてきっと学力があがって合格する大学のランクが1つあがったとしたら。その生徒の可能性が大きくなることに少しでも貢献出来る気がするのが良いです。
以前勤めていた会社はITのセキュリティの会社で、確かに日本中の企業や家庭のパソコンをウイルスや不正アクセスから守るという、それ自体ものすごい社会貢献になっている仕事ではあったんですが、ではその会社で私が居ることによって何かプラスになったかというと完全に代替可能なんですよ。私が居ても居なくても変わらないし、まあ確かに自分なりに取り組んだ仕事はいくつかあって、そのときにたてた売上は私が居たからこそだったとは思いますが、じつは同じポジションに私ではない別の人が働いたとしたらその人はその人なりの売上をたてられるはずです。つまり、その仕事をする私に意味があるのではなくその仕事を作った会社が偉大なんです。会社というか、創業者ですよね。
このことは入社以来、何人かの先輩や上司に相談していたんですが最後までスッキリしませんでした。一方で給与等の待遇は素晴らしかったので甘んじていたのは事実です。
何もないところに塾を開くというのは、私がそういう選択をしなければこの世に生まれていなかったサービスと言えそうです。私がここで開いていなければ誰かがやっていたかというと、その可能性はかなり小さいでしょう。今時、中学生向けの個別指導塾は雨後のタケノコのようにいくつも新設されていますが（そんなに儲かるんですかね？）、大学受験真っ向勝負の塾を新しく開くなんて全国探しても年間にせいぜい10とか20じゃないでしょうか？
とくに清須市には大学受験専門の塾がこれまでありませんでしたので、少なくとも今かよってくれている生徒には代替不可能な価値を提供できていると思います。ちなみに私が塾を開いていなかった場合に、今の生徒たちが別の塾や予備校に通っていたら今よりプラスだったかマイナスだったかを考慮しても、断然プラスだと思います。提供している内容には自信がありますからね！
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