月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

終わってからでは遅い

早稲田アカデミーという東京都の塾が夏合宿中に、生徒の携帯電話&財布を預かっていたところ盗難されてしまったというニュースが盛り上がっています。財布は最大3000円までしか入れないというのが夏合宿のルールだったそうですから現金の被害は少ないものの、携帯電話はiPhoneであればヘタすれば10万円くらいの価値があります。同じアップルのノートパソコンと同じくらいの価格ですからね。今回は100台とかいう規模で盗難されたそうですから、結構大変な被害総額になりそうです。

携帯電話に入っている情報も問題です。合宿にかかる費用は8万円くらいだそうですから、それだけのお金を教育に支払うことが出来る&その価値があると感じているという人の情報を欲しい人はたくさん居るでしょう。

個人情報を狙ってというよりは、物品狙いかとは想いますが、個人情報狙いだったとしてもおかしくはありません。 こういう事故は起こってから対策するのでは遅いので、私も管理の方法はよく考えようと思いました。

受験も同じで終わってから考えるのではなく、未来のことをどれだけ予想できるかで変わってきます。しかも決着がつくのは実は高3ではなくて高2の終わりまでにどれだけ出来るかだったりするので、高3になってから「さて、どう頑張ろうか」と考えているようでは、実は用意周到な行為のようで後の祭りだったりします。

往々にして、まだ起きていないことに対して緊迫感を持って取り組むというのは難しいことなのですがこと受験に関しては、緊張感のない田舎と、当たり前のように勉強する都会という図式が成り立っているような気がします。

清須市の大学受験 相伝学舎
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