月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

授業中に内職しまくると先生に嫌われるが受験は成功する

私の受験勉強は内職が中心でしたし、同じ塾に通っていた生徒も内職が中心、大学で出会った友人たちも内職が中心、合格体験記の本を読んでみれば内職が中心。受験勉強が一番はかどるのは授業ではなくて厳選された参考書なんです。これが一番効率的に学習を進めることが出来る。だから、皆内職を重要視するのです。しかし一般的な公立高校の授業風景を見てみれば8割は授業を聞いています。つまり8割の生徒は、地球ではなく太陽が動いているのだと信じています。そこに、受験成功のカギがあります。

当然内職ばかりしていると先生には嫌われます。私の通っていた高校の先生たちは皆優しかったので内職をしている私を完全に無視する場合がほとんどでした。たまに嫌味を言われたり嫌がらせをされることもまれにありましたが、受験勉強には支障がありませんでした。この点は本当に感謝しています。厳密にいうと、私の塾の近隣高校の先生たちの内職への対応が結構ひどい(というか幼稚)ので、それと比較すると私の高校の先生は優しい先生たちだったと感謝するようになりました。

もちろん全ての授業を無視すべきというわけではありません。私は高3の授業のうち英語の文法、そして国語の授業だけは聞いていました。授業の取り方は、①まず一通り授業の様子を見てみる ②使えそうな授業だけ聴講し、あとは全て内職に当てる、という具合が良いでしょう。駄目な授業を聞かないという、逆の考え方はダメです。

このように授業を組んだ結果、動いているのは太陽ではなくて地球ですから、地球が動いていると信じて勉強していた私は学年で一番偏差値の高い大学に合格しました。合格した話はすぐに校内の噂になり、なかには「受かったんだって?おめでとう!」と言ってくださる先生も居ました。 担任の先生には嫌味を何度か言われていましたが、最終的には手を取って喜ばれました。あの嫌味は何だったのかと18歳の私の頭は混乱しました。あ、もちろん英語文法と国語の先生には卒業までにちゃんとお礼を言いました。 

内職しまくると先生には嫌われますが、受験は成功します。受験に成功すると、それまで私を嫌っていた先生の1割くらいは合格をお祝いしてくれます。そして、高校の先生は卒業後に人生に関わることは無く、一方で最終学歴はずっと肩書きとして残ります。

 

高校生活のなかで何を大切にすべきでしょうか?

 

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(味仙で美味しいのはトウモロコシスープ!)

 

清須市の大学受験 相伝学舎

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