月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

15歳までの差

大学受験というのは適切な参考書で勉強すれば中学時代の差は関係無いと思っていたのですが、やっぱり多いに関係ありますね。高校生の学力というのは、中学時代の学力がトップ3%レベル、20%レベル、40%レベル、それ以下のだいたい4グループくらいに分かれます。

英語に見える差

高校になって単語の意味が複雑になり英文が長くなると、使われている文法が中学時代の英文法であっても読解するのが難しくなることがあります。トップ3%レベルの学生は、中学時代の簡単な文法事項を完全に暗記しているので、この手の英文は難なく読解することができます。トップ20%レベルになると、英単語の難しさや英文の長さに気をとられてしまって正しく読解できません。トップ40%レベルになると中学時代の英文法が完全に定着していないのでかなりのビハインドです。英語については、中学時代少なくともトップ20%レベルまで成長させないと大学受験はきついです。

数学に見える差

ここでもトップ3%レベルだと青チャートの重要例題レベルのやや難しい問題であっても短時間の自習で理解していきます。トップ20%レベルでは、教われば理解するか、トップ3%レベルよりは長い時間(2倍くらい)をかけて自習で理解していきます。40%レベルになるとさらにその2倍くらいは必要になります。ここでもトップ20%くらいのレベルは欲しいところです。

ではどうするか

3%と20%を比較すると1時間で勉強できる量に歴然とした差があります。しかし、これは時間でカバー出来る範囲ですから20%の生徒であっても毎日決まった量を継続することで差を埋められます。40%レベルになると相当な覚悟が必要です。ビリギャルがおそらくこのレベルなんですが、①良い塾との出会い、②家族の支援、③本人が死ぬほど努力、というのが難関大学合格には必要です。

実際のところは、元々の知識、勉強の集中力、勉強の生産性、負けず嫌いな性格、過去の成功体験からくる自信など様々な点で差がついているので、自分の学力と志望校に乖離がある場合には、自分の勉強が他人と比べて圧倒的かどうか見つめ直す必要があるでしょう。

清須市の大学受験 相伝学舎
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