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月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

【LINE Q&A】私大に足きりはありますか? -ほとんどありません

LINE勉強相談

これまでLINEで対応した質問や、塾生から直接もらった質問内容を「LINE勉強相談」コーナーとして書いていきます。本日は初回。

ご質問
上智や立教など入試で高い英語力が必要な大学では、英語の点数で足きりがあると聞いたのですが本当ですか?
私からの回答
私大の場合は基本的には入試科目の素点合計での判断です。足きりなど特殊な判断をする場合には、各大学から必ずアナウンスがありますから、志望大学の入試情報を見れば分かります。

というわけで第一弾は私大の足きりについてです。足きりというのは一般には国立大学でよく見られる制度で、正式名称は「第一段階選抜」というもので出願者数が多い場合に、センター試験の結果によって「あんたは二次試験受けずに不合格!」と判断されるものです。

f:id:sodeng:20151004175512p:plain一般入試の概要 | 東京大学より

国立大学に多く見られますが、では私大には無いのかというとそういうわけではありません。慶應の経済学部では問題が選択式部分と記述式部分と分かれており、選択式部分で一定の得点以下の場合は記述の採点がされないという制度があります。

が、私大で足きり制度を使っているのは慶應くらいで他の大学はおそらくこの制度を使っていません。というのも、足きりというのは採点が大変な記述式の答案数を減らすための制度です。ですから記述式の割合が多い国立大学で多くみられる制度なのです。記述式の採点というのは、大学の高給な教授たちが時間をかけて行うので、相当なコストがかかります。それを削減するための制度と考えてよいでしょう。

ということは選択式(マーク式)での解答がメインである大学についてはわざわざ足きりを導入する必要がありません。というかむしろ、足きりを導入するコストのほうがたかくついてしまうはずです。で、早慶を除くほとんどの私大というのは選択式の解答がメインなので、ほとんどの私大では足きりを導入しておらず、入試科目の素点合計での判断になります。

ちなみに、一般入試ではなくセンター試験によって合否を判断する私大もありますが、その場合も足きりという面倒な制度はなく素点合計での判断です。

もし気になるようでしたら受験予定の大学の入試要項を事前にチェックしておきましょう。それでも、足きりがあろうとなかろうと全力を尽くすのみです。頑張りましょう。

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