月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

他力本願も一つの能力

前回の記事で、他力本願になることを述べました。

しかし簡単なようで難しいのが、信じ切ることです。信じることではありません。信じ切ること。

誰でも目新しいものや優れていると感じたものに対して、1週間とか2週間信じてやってみることは出来るんです。これは超簡単です。しかし、1週間たって結果が出ない。1ヶ月たって結果がでない。そんなときどうしますか?あっさり心が折れて、また違う方法に目移りしてしまったり、今度は「自分で考える!」と言い出してみたり、迷走してしまうケースも多いというか、逆に最後まで信じ切れる人のほうが少ないように思えます。

この場合、実は他人を信じているのではなくて自分を信じているんです。「この人は正しい」と思う自分を信じることが出来るからこそ、信じ切ることができる。しかし、自分に自信が無いと「この選択は正しかったのか?」と不安になってすぐに心変わりしてしまいます。

まずは自分を信じる力、自信が大切です。

しかし自信がありすぎるとどうなるか。今度は、人を信じることが難しくなりますね。とくに中学時代に勉強を頑張って高校受験もまあまあうまく行ったような生徒の場合、勉強にたいして自信がありますから、同じ勉強というフィールドで誰か他人を信じるというのが難しくなります。私は入塾時に学力の低い生徒のほうが幾分か教えやすく感じることがありますが、それは私の指導をすぐ吸収してくれるからです。変な自信が無い分だけ受け入れやすい。それで、まあすぐに結果が出るわけですが、そうなると「この人の言うことは信じられる」となって、さらに指導しやすくなる。そういう循環があります。

自信がある生徒のなかでも、信じ切ることが出来る生徒というのは、謙虚さがあるのかもしれません。もしくは、自信のコントロールが上手いのかもしれません。

どちらにせよ、良い指導を見つけて、それを信じ切って最後までやり通す。

高校生時代にこの経験が出来た自分はラッキーだったかも?習い事をするときも、仕事でつまづいたときも、先生や先輩の言うことは完全に鵜呑み(丸パクりとも)して、良ければ飲み込み、合わなければ吐き出せる技術を身につけました。

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清須市の大学受験 相伝学舎
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