月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

分かっていないことを認識する段階

ある生徒が「最近は英文を正確に読めていないということが分かるようになりました。以前は、分かっていないことがそもそも分かっていなかった。」とソクラテスのようなことを言っていましたが、これはかなりレベルアップした証拠です。

1ヶ月前、初めて塾に来てもらったときには確かに読み方があてずっぽで、スパルタ高校で頑張っていた本人からしたら「こんなに勉強してるのになんで英語が出来るようにならないのだろう」と思っていたはず。

英語というのは勉強のやり方にツボがあって、ツボを外した勉強だとどれだけ時間を費やしても学力は偏差値50(全統基準)より上に行きません。スイートスポットの狭い科目です。それに対し、数学はスイートスポットが広くて、どんな方法であれ大量に勉強すれば割と学力は上がります。

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私の仕事というのは、スイートスポットに確実にぶっささるような勉強を教えることですが、去年までサラリーマンやってた人間にそんなことが出来るのかというと出来るのです。それは私の英語力が高いから!でも私の教え方が上手いから!でもなくて、参考書の選びのセンスが良いからです。

インフルエンザにかかりました・・・という生徒に対して、「乾布摩擦してこい!」とか「ネギを首に巻いとけ!」という治療を提案する人が多いんですが、私は「これをお飲みなさい・・・」と、そっとタミフルを渡します。そんなイメージです。(インフルエンザにタミフルが効くかは私は飲んだことないので知りません)

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp