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月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

最初から自分で工夫するのは非効率

自分で考えて行動するのは何事においても大切ですが受験勉強に限ってはあまり良いことではありません。時間制約のある競争なので、ゼロから自分らしくやっていてはどんなに推進力があっても非効率から抜け出せず学力が伸びきる前に時間ぎれです。学校の授業よりはいくらかマシかもしれませんが。

そもそも自分らしくやるにはある程度の型が必要です。

たとえばいきなりギターを渡されて「自分らしくやってみろ」と言われても単音を適当に弾いてみるくらいしかできないはずです。一方、ギターの教則本があれば一通りのコードは2ヶ月くらいで覚えられるでしょうし、先生に習えば正しい押さえ方やピックの持ち方を模索するまでもなく知ることができます。(ギターにおいてフォームは極めて重要)。自分らしくギターを楽しめるのはコードや単音フレーズ、ちょっとした理論を覚えるまで1年は必要です。イメージ的にはレッドツェッペリンの天国への階段が弾けるくらいです。そのくらいまで出来れば、自分なりに適当なフレーズを弾いても楽しいしバンドで合わせても楽しいでしょう。

勉強も一通りの型を身につけないと自分らしく工夫したとしてもただめちゃくちゃ弾いたギターと同じようにデタラメです。ノートの作り方、計算練習のやり方、単語の覚え方を一通り教わったようにやってみて1年くらい継続すれば偏差値で60くらい(河合or代ゼミ基準)にはなるはずですから、そこからはプラスして自分で色々考えてみればよいのです。