月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

周期表、はじめました

10月から物理の勉強をしていることは何度かかいていますが、こうやってゼロから勉強を開始すると高校生たちがどのような感覚で英語や数学を勉強しているかあらためて実感することができます。

大学受験の英語や数学は高校生には難しく感じられるかもしれませんが、何年も同じことをくりかえし教えている教師からするとどこが難しく感じるのかは薄れていくものです。

その上、教師は英語なら英語、数学なら数学と担当科目しか指導できないのが普通ですから、3科目〜7科目も勉強しなければならない生徒とはずいぶんと状況がことなります。

数学科を出た教師が必ずしも良い数学教師でないのは、こういうバランス感覚が影響しているものと思われます。

私が受験指導で意識していることは「合理的に合格最低点を取れば良い」ということです。英語マニアになるために勉強するのではなく、大学受験で必要なことだけを勉強すればよいのです。それが生きた英語だろうと死んだ英語だろうと関係ありません。志望校の英語が解ければ良い、ただそれだけです。それ以上のことは大学に入ってから心配すればよいのですから。

 

というわけで物理の勉強は予定通りなのでこれが一段落したら化学に取り組みます。ちょっと参考書を読んだら、相変わらず高校時代に感じたように無味無臭でぶっきらぼうな感じの化学がそこにありましたから、まずは周期表ポスターを眺めたり化学豆知識を仕入れたりして化学にたいする高揚感を得ることにしました。

物理もニュートンの偉大さを知ってから勉強が10倍くらい楽しくなりましたから、化学にもそういう感動が待っているはずです。でも楽しいことは常に向こうからやってきてはくれないので、こちらから探しにいきます。

 

※塾の廊下に周期表ポスターを貼りました。

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清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp