月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

体験授業を有料にしている理由

多くの塾で無料体験授業を実施していますが、私は有料にしています。

春期講習では新高1が6000円(2週間)、高2・高3が5000円(1週間)という価格設定をしました。

なぜ無料にしないのか?木村はお金が大好きなのか?と思う人もいるかもしれません。

これについて説明します。

まず第一に、体験授業中に私の手の内をすべて凝縮して伝える点が挙げられます。英語・数学どちらにしても、「こうやれば勉強が出来るようになる」ということを一通り教えます。さわりだけ無料、つっこんだところは入塾後、のようにもったいぶることはありません。

普段からブログで勉強方法を書くことがありますが、ブログでは本当に大切なことは絶対に書きません。それを書いてしまったらお金を払って授業を受けてくれている生徒にたいして不公平になるからです。体験授業中にはブログでは書かない内容も含めて全て伝えます。体験授業で知ることができる内容にたいして、5000円や6000円という価格は破格値です。

そして第二に、有料にしたほうが「入塾しない」という選択をしやすいはずです。世の中タダより高いものはありません。とりあえずお金を払っておけば、「体験授業を受けてみたけど入塾しません」と判断しても、私にたいして負い目を感じることはないでしょう。

なんども書いている通り、生徒からみて塾というのは授業を受けただけでは学力があがらないものであり、私からみて塾というのは授業を提供しただけでは学力を上げられないものです。必要なのは、生徒本人の意思で勉強し続けること。学力が上がらない限り塾に支払う月額数万円の費用を「払ってよかった」と思ってもらえることがないのであれば、最初に入塾してもらう段階の第一歩は自由な状況で判断されたものでなければなりません。

これらの理由で、体験授業を有料にしています。

 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp