月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

学校のための学校

内申点を取るために先生に気に入られるという行為は、おそらく全国どこでも見られる光景だと思います。先生の評価基準が合理的でっても理不尽であっても、先生を変えることが出来ない生徒にとっては、その先生に合わせるしかありません。中学時代の私みのように、先生にこびるということをやらない生徒は内申点をとれません。

こう考えると、学校というのは生徒のために存在しているのか、先生のために存在しているのかよくわからなくなります。

「先生に合わせる」という行為をすることによって、その生徒の成長が望めるのならば、「内申点」というにんじんをぶら下げて生徒を思いのままにする教育はアリなのかもしれません。一方、それが単に教師の好みの問題だとしたら、生徒は先生の満足のために授業に付き合うということになります。

生徒が内申点目当てに教師と接することを前提に教育として授業を設計している先生もいれば、何も考えず自分の気持ちいいようにやる先生もいることでしょう。

どちらにせよ、中学生というのは評価する人に評価されるための行動を取るのだし、その過程で良くも悪くも角が取れて丸くなっていくのでしょう。

清須市の大学受験 相伝学舎
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