月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

できるけどやっちゃいけないこと

今日、新幹線に乗って地元の小田原まで移動しました。名古屋からは高速でいくと休憩いれて4〜5時間かかりますが、新幹線だとなんと1時間。名古屋から小田原までノンストップのひかり号があるんです。車のほうが安くつきますが、個人で働いているので万が一事故にあって授業ができなくなる可能性を考えて、新幹線にしました。

新幹線に乗るたびに思うのですが、新幹線の座席って一番深くまで倒すことはできるけど、やっちゃいけないことだと私は思うのです。明らかに後ろの人のスペースがせまくなるからです。

また、それなりに大きい声で話す人もたまにいますが、あれもできるけどやっちゃいけないことだと思います。

できるけどやっちゃいけないことは、空間が不特定多数によって共有される公共の場で発生します。

席を倒したければ座席間に十分な余裕のあるグリーン車の切符を買うほうがいいし、大声でしゃべりたければ自家用車で移動したほうがよいです。

これを読んでいる塾生のみなさん、自習室で着席したとなりの椅子や机の上に自分の教材などの荷物を置くことは、そこの席に誰も来ていない場合でも、座席が空いていても、できるけどやっちゃいけないことです。後から来る人が自習室を見たときにどう思うか想像できますか。今、自習室には180幅の机が6台ありますが、7人目に来た人が座りやすい机にいる人が、品格のある人だと私は思います。