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月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

都市部と地方で階級が固定されていると思った話

昨日、東京で働いている大学時代からの友人と名古屋駅で会って旧交を温めました。卒業後も一年に一度は会って互いの近況と今後の夢や目標を話し合う、私にしたら数少ない友人です。清洲城にはカイリューが出没するらしいですがカイリューが出没するより私に友人が出没するほうが珍しいのです(笑)。

さて、普段高校生を相手にしている私からしたら大学時代の友人が高校時代どのように過ごしていたかというのは、気になる話題です。それで聞いてみると、

 「よく覚えてないけど自由でいい高校だった。たしか同学年の1/3は医学部に進学していて、最近は仲が良かった5人で年に一度、年末に東京駅付近で会うようにしている。その5人も半分は医者だ。」

と言っていました。千葉県の有名私立中高一貫校です。

おどろきました。高校時代の友人で5人も会いたい人がいるということは、すごいことです。

「田舎の公立高校出身者といえば地元にとどまるいわゆるマイルドヤンキーが主流であり、(昔話以外の話のネタがないので)会いたい人はほとんど思いつかないことを考えると、うらやましい」

と伝えたら、そういうもんなのかというピンとこない顔をしていました。

で、私の大学時代の友人を思うとみんな名門の私立高校を卒業しています。田舎の公立高校から来ました、という人は全体の1/5くらいの印象です(ちなみに残り2/5が私立高校、2/5が内部進学)。愛知県の出身者は東海高校と滝高校以外知りません。

「大学時代にいちいち出身高校の話なんてしないだろ、思い込みじゃねーの」

と思ったあなた。ちがいます。大学一年生は様々なサークルの新歓コンパで自己紹介をさせられるのですが「はなはだ僭越ですが自己紹介させていただきます!〇〇高校出身〜!・・・」となぜか出身高校を述べて「名門〜!」とその高校が名門であってもなくても周りから叫ばれるのです(その後一通りの自己紹介をして、手元の飲み物を飲む)。そのときから、やれ海城だのやれ麻布だの、なんかかっこいい私立高校の名前が多かったのです。

私を含む田舎の公立高校出身者にはあまり想像できませんが、都市部の大きな流れとして、

名門私立高校(もしくは一貫)→難関大学→楽しくて稼ぎのいい仕事→子供が名門私立高校 (一貫)→難関大学→・・・

のサイクルは確かに存在していて、その流れのなかにいる人には人生のどこかの時期で勉強を(超)頑張って、その後就職(もしくは起業)して頑張り続ける、というのが極めて当たり前というか努力し続けることが呼吸と同じくらい当たり前の生き方をしており、その一方で地方では

地方公立高校→コッコウリツ大学(偏差値は問わない)→大きな変化のない仕事→地方公立高校→・・・

というサイクルが循環している、という都市部と地方に二つの大きな流れがあるような気がしてなりません。いや、はっきりいってあります。

繰り返しますが学歴それ自体にはたいした価値はないものの、大学での出会いはその後の人生に多大な影響を及ぼし得ます。努力し結果を出している友人とつきあえることは、何事にも変えがたい燃料であり財産です。こちらも友人の燃料となるべく、ますます頑張ろうと思えます。

もちろん地元の仲間と楽しくやっていきたいという人生は、一つの生き方として否定されるものではありません。ただ清須市とその周辺のみなさんに伝えたいことは、そうではない生き方があって、飽きっぽい人にはおすすめな生き方だよということです。ただし、大学受験を終えてしまったら生き方の変更は常人には難しく、もし興味があれば高校3年生までに努力されることをすすめます。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp