月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

秋の夜長に「総理(山口敬之)」を読む

総理という本を読んでみました。安倍晋三氏が総理大臣を辞任してから復活するまでの様子が、その間密着しつづけた一人のジャーナリストの視点によって描かれています。

私、政治には1ミリも興味がないんですが、安倍晋三氏とその側近たちが普段どういう会話をしているのかが分かってすごく面白かったです。一晩で読み切ってしまいました。

政治家たちの駆け引きだけでなくて、ジャーナリストという仕事の面白さも分かります。著者はTBS記者なのですが、政治家の取材といったらボイスレコーダー片手に政治家を取り囲んでインタビュー、というイメージがあるじゃないですか。そうじゃなくて、政治家と親密になりホテルで一緒に飲んだりとか、政治家どうしの駆け引きの媒介役をしたりとか、安倍氏がスピーチ原稿を作る手伝いをするとか、イメージとはかけ離れた仕事のようです。

これを読んだらジャーナリストか政治家になりたくなると思います。自分の仕事のヒントになることもたくさんありました。よかった。

塾の生徒には政治家志望者はいませんが・・・自習室に置いておきます。

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総理

総理

 

 

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