月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ボランティアより商売でしょ 1

中学生の課外活動としてボランティアをやっておくと通知表に書かれるとか書かれないとかあるらしいのですが、思いっきり水をさしてみたいと思います。

ボランティアとは無償の奉仕活動をさしますが、労働を無償で提供することがそんなに褒められるべきこととは思いません。ボランティア活動することより、せどりでもなんでもいいので月に5万円稼ぎました、というほうがよほど頭を使っているし人の役にたっている証です。

ボランティアというのは無償なのでその労働が、本当に価値があるかどうかはわかりません。サービスの受け手は「タダでやってくれるならラッキー」くらいにしか思っていないかもしれません。

一方でお金を稼ぐことは、自分の商品が価値のあるものではないと成立しません。1万円の商品を販売できたら、1万円分は確実に誰かの役にたっていると言えます。もちろん詐欺などではなく正当な取引においてです。

さらに、お金を稼ぐことはそれを一つの事業として実施するならば、再投資という形でどんどんサービスの質を向上することができます。

かりに私がボランティアで勉強を教えていたら、塾の備品を増やすことはできないしましてや物件を借りて教室を作ることさえできません。

しかし私は商売でやっているので、売上から家賃などの経費を差し引いた残りのお金でどんどんサービスをよくすることができます。1年前とくらべたらいま私が提供している授業や塾の設備は格段によくなっていますが、それはボランティアではなく商売としてやっているからです。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp