月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

フィーバー中(高校3年生)

ある生徒、模試結果に判定の文字が見当たらないと思ったらずらっと並ぶAとBが判定だったという事件発生。毎回第一志望だけ記入していないので、そのたびに「某大は?」と聞くと「今度書きます」と言う。志望校書いて先生に何か言われるのが面倒なようです。入塾時、英数とも校内150-200位くらいのところから最近は60位前後をキープできるようになって、本当に数学をあきらめないで良かったですねと言いたい。

ある生徒、名大オープンでB、すごっ。入塾当初からテスト(英語)ごとのムラが激しく、1年くらいでムラをなくしてあげたいと思っていたらムラはそのままで全体のレベルがあがるという暴れ馬みたいな模試の推移となっています。つまり、あと少しで英文法の体系が頭のなかに完成するということです。

ある生徒、なかなか結果が出ない。某ブラック高校のブラックな側面で大ダメージを受けているように見えます。時間をつくれないと為す術がありません。勉強以外のことで精神的負担が大きいのはお気の毒ですが、保護者でもない私がでしゃばるわけにもいかず。

ある生徒、ついに超難関大の第一志望D判定(全統)。第一志望以外、模試の志望校欄が空白のままなことがある目標に一直線な様子は男らしいです。「同級生も教師もみんなアホだから、周りの言うことは無視して自分の頭で考えろ」と伝え続けてきてここ数ヶ月でずいぶん変わってきました。もうアドバイスすることはあまりなく、「あと20人抜かして合格だ」と太鼓を叩いています。

ある生徒、受験勉強のスタートが遅く、この短い時間で何が出来るか考え指導しています。やることは王道を行っていますが過去のビハインド分の落とし前をつけるのに、時間がかかってしまいます。落とし前をつけたあとの成長が第一志望の入試前日までに来て欲しい。

ある生徒、体調不良にて半年ほど塾をお休みしていたので影響あるだろうなと思っていたらまさかの影響なし好調。センターの過去問を解くと、高3のなかでトップをとったりする。塾、意味あるのか(笑)。やることも毎週ちゃんとやっている。休み期間は手遅れにならないか心配でしたが今はあまり心配なし。

ある生徒、英文解釈はかなりレベルが高くなり、おそらく学校でもトップクラスと私は見ています。が、模試になるとあまり結果が出ない。考えられる要因は語彙不足しかないので、あとは単語を頑張って覚えてもらうだけ。

こんな感じで、生徒ごとの問題点とその解決策を考えるのが、私の仕事です。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp