月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

数学で暗記を軽視しちゃだめなのでは?

今日、グラフを原点対称で移動させる問題を教えていて「原点対象の条件って何だったっけ?」と生徒に聞きつつ、こちらは生徒が忘れていることを想定してx軸対称、y軸対称、原点対称の図を描く心の準備をしていたところ「xを-xにしてyを-yにするやつです」と返事があり、あれ心配不要だった、という出来事がありました。

教え始めて日が浅い(=数学をまじめに勉強しはじめて2ヶ月)だったので、てっきり忘れているかと思ったのですが・・・

私が「忘れているだろう」と思ったということは、過去の指導の経験上忘れている生徒が多いということです。

そこで思いました。

数学は暗記科目ではないが、高校の数学は解法を暗記する科目であると考える人が多いが、それでもなお解法暗記ではない科目なのではないかと思いたいが、一度勉強したことを覚えていられるほうが当然吸収は良いのであるから、暗記科目なんじゃないの?

と。

私は高校生たちに数学でも英語でも、教えるときには2度3度同じことを説明するのは当たり前(1回で覚えることを期待していない)というスタンスでいたのですが、blog読者の生徒諸君においては、やっぱり一発で覚えるのがベストであると認識していただきたい。

清須市の大学受験 相伝学舎
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