月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

学力が高いというのはいいことですよ

すでに学力が高いのに満足しないってすごいよすごいよ、と昨晩妻に話していたら「学力が高い子をひいきするってこと?!」と聞かれました。

答えはYES!です。

厳密には、やる気がある生徒をひいきします。

学力をつけるという行為は、生徒の主体性が大前提です。塾でお金を払ってもらっても本人にやる気がなければ取り巻きがどれだけ頑張っても無意味です。以前、予備校に年間100万円以上かけているのに学力があがらない・・・という悩みの親子が来ましたが、私からすれば原因は一目瞭然、本人にやる気が無いのです。本人に勉強する気がなければ100万円つっこんでも200万円つっこんでも、霧散します。それなら2000万円くらいつんで、裏口入学を探すほうがいいんじゃないでしょうか(裏口入学の相場なんて知りません。適当です)。「うちの塾ならその1/3の価格で、2倍は学力つけられますよ、ただし毎日数時間は自習をしてもらいます」と言ったら、二度と来ませんでした。

やる気が無い生徒にたいしてアプローチしても無駄です。それなら、やる気があって主体的にゴリゴリ勉強できる生徒を支援します。いくら教えることが楽しくても、自習する気がゼロの生徒なんて指導する気にならないし、逆に毎日何時間も勉強する習慣がついているという生徒ならちょっと考え方を変えてあげるだけで結果が変わるので、こちらもどうやって導こうかとすごく考えます。手間をかけて、盆栽のように育てます。

それで、傾向としては高校生の時点で学力の高い生徒ほど、向上心があって素直なんです。というか逆で、向上心があって素直な生徒というのは学力が高い。向上心がなくて下手に自信をもっている生徒というのは学力が低い。だから、私が「こいつはなんとしても伸ばしてやりたい!!」と思う生徒は、学力が高い生徒に偏ります。でもそれは、学力が高いからひいきしているんじゃなくて、向上心があって素直だからひいきするんです。

とはいえ塾生の間で差別するのはあんまりよくないので、入塾の段階で絞っています。 せっかくチラシの印刷と配布にお金を使っているのに、半分くらいこちらから辞退してます。意味あるのかないのか・・・でも、チラシをみて塾を知って、blogを読んで興味をもって連絡してくださるかたがたまにいらっしゃるので、チラシという物理的な媒体で塾の存在をお知らせすることにちゃんと意味はあるんだと思ってます。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp