月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

経済学部を数学受験すると合格しやすい?

文系の生徒は日本史・世界史を選択する生徒が多いですが、経済学部や商学部だとほとんどの大学で数学を選択できます。

結論からいうと、数学受験のほうがラクだと私は思います。

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(河合塾 入試難易ランキング http://www.keinet.ne.jp/rank/ より)

河合塾のランキングをみてみると、慶應の経済学部でB方式は70.0にたいしA方式は67.5です。Bは歴史受験で、Aは数学受験です。1ランク違います。商学部も数学が必要なB方式のほうが難易度が低いです。上智大学も、経済学部経営学科が社会・数学からの選択にたいして経済学部経済学科が数学のみの選択で、やはり経済学科のほうが1ランク低くなっています。

私の経験でいうと上智大学の経営学科は不合格でしたが、経済学科は合格しました。今年の高3の結果をみても、歴史受験より数学受験の生徒のほうが合格している印象があります。

入試には補欠合格という制度があって、合格最低点に届かなかった人を補欠合格としておいて3月中旬以降に繰り上げて合格させるものなのですが、慶應の補欠合格をみていると歴史受験のB方式よりA方式のほうが2-3倍くらいの補欠合格者を出しています。

経済学部はミクロ経済や統計で結構数学を使うので、大学側としても数学受験者のほうをとりたいんじゃないかと思います。

生徒には最大限レベルの高い大学に行って欲しいので、文系であっても1年のうちから数学に一番時間を費やすよう指示します。数学が出来るだけで、人生がものすごく切り開かれますよ。私は数学に救われました。

清須市の大学受験 相伝学舎
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