月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

志望校どうする? 1

「先生みたいな大人の人みたことないです」と生徒(たち)に言われました。たしかに、私みたいに素直でそこそこ賢くて計画性があって夢を持ち行動力があるがあまりに純粋無垢なので○○高校は行ってはいけないとか高校の授業は聞く価値がないものがほとんどとか歯に衣着せず言ってしまう、まともな大人の人と一生のうちに出会えるなんてあまりに幸運かもしれません。

いや、「先生みたいな(毎日ユニクロの服ばかり着ている)大人の人みたことないです」の略だったかもしれないし「先生みたいな(精神年齢が私たちとほとんど変わらない)大人の人みたことないです」の略だったかもしれないので、真意は分かりかねますが・・・

ちなみに具体例を一つ聞いたところ「高校受験のときに面談が無かった」とのこと。たしかに改めて志望校がどうのこうのという面談はしませんでしたが、みな最初から志望校を持っていたし、過去問題を解いた点数と過去の合格点を毎週のように照らし合わせていたので、する必要がなかっただけです。

これは高校受験に限った話ではなく、大学受験でも受験する大学についてこちらから面談を設定することはありませんでした。もちろん相談されれば一緒に考えます。昨年度は高3の生徒が7人いましたが、たしか二人に相談されました。残りの五人は自分で決めた受験校をセンター後に教えてもらっただけです。

高校生というのは教師のおもちゃじゃないので、志望校を下げろとか増やせとか言っちゃいけないんですよ。

あ、でも私は隙あらば志望校は上げさせますね。第一志望というのは、残り時間を最大限努力しても合格可能性30%くらいまでしか持って行けないくらい高いところにするのが良いと思ってます。当日出題される問題との相性がよければ本当に合格できる可能性は十分にあるし、結果がダメでも、そこを目指さなかったときよりは高い学力を得ているはずだというのが私の考えです。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp