月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

全部ジョーカーのババ抜き

ある生徒が「夏休みは自由に勉強できたのに、学校が始まると色々制限があるから本当に嫌です」と言って放課後塾にきて21時まで自習していました。私の塾生は多かれ少なかれ似た感情をもっていると思います。

一宮、一宮西、一宮興道、西春、五条、新川、

どこの高校を受験しようかと考えている中学生がいたら、この6枚のカードから進学先を選ぶのは、すべてジョーカーのカードのなかからババ抜きを引くようなものだと考えて欲しいです。

流されやすいタイプだったり、自分一人では高校生活でだらけてしまうだろうという予想を立てている人にとってはジョーカーではないのですが、ある程度自我をもっていて自分の人生は自分で決めていきたいという主体性の芽生えがある中学生にとってはジョーカー以外の何者でもありません。

3年間で得られるのは、ちょっとした学力と忍耐力です。

自分で目標を決めて、それを達成する手段を考えて、実行するという自分の成功方程式を得るというような成長は望めません。

そんなことをする自由度は与えられないし、主体性を発揮しようものなら全力で制限をされます(もちろん各高校によって程度の濃淡はあります)。人権と言っては大げさですが、選択の自由はありません。個人の自由が確立された現代において、わざわざ封建的な社会に進む理由など私には思いつきません。 

「自宅から近いし、勉強の面倒見もよいみたいだし」

という理由で受験するのは極めて軽率です。

実際の様子はblog上でも頻繁に書いていますので過去ログを遡って読んでみてください。

直接私に話を聞きたい人は予約フォームからご予約ください。ただし有償です。

安易に受験校を決めてしまって後悔をする人が一人でも減ればよいと思っています。

 

http://www.sodeng.jp/reservation

清須市の大学受験 相伝学舎