月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

入試英語どうなるの 1

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今の中3から変わる大学入試制度は、私の予想では「なんだかんだいって全く変わらない」というものだったんですが、英語の変更だけは受験生には多少影響をもたらす着地になりそうです。

今の入試英語はほとんどがリーディング能力のみを問う形式になっており、一部の難関大学ではライティングも出題されています。リスニングはセンター試験で課されていますが、あえて対策する必要のない平易な問題です。

それが、入試改革によって「4技能の測定を!」とかいって、私には「ヨンギノウ」というキャッチフレーズだけ一人歩きしているようにしかみえないんですが、とにかくリーディング偏重の入試は改めようということで、英検などのもう少しバランスのとれた民間試験をセンター試験の代わりに使っていきましょうという流れになっています。

ただしいきなり民間試験に移行するのではなく、最初の数年は従来のセンター試験みたいなものと併用して選択できるようにしましょう、となっています。

大学側はこの変更に否定的な見方をしているところが多く、その流れで国立大は民間試験と従来型試験の両方を課すことにした、というのがニュース記事です。

これによって受験生にとっては基本的には負担増という結果になると言ってよいでしょう。従来型試験(マーク式)とは別に、各大学が作成する二次試験が無くなるとは今までどこにもかいていないので、これまでセンター+二次だったものが、センター+二次+民間試験、という負担になるのだとしたら、結構忙しいです。

清須市の大学受験 相伝学舎
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