数研出版の青チャート(正式名称は「基礎からの数学)の数II+Bが改訂されていました。
中身はほとんど変わらず例題の説明に手が加えられているものがあるのと、全部で10題くらい追加になっています。
モデルチェンジするごとにサイズが大きくなる車みたいなもんです。
青チャートは教科書レベルの例題から、入試のやや難しめのものまで一通りそろっている点で「網羅系」にふさわしい参考書です。解説が豊富なので気合いの入った高校生が勉強するには難易度・解説ともちょうど良いでしょう。
ただ、「それ、要る?」的な問題が20問に1問くらいあるのと、解答例に「したがって」「よって」が連発されていて気持ち悪いのが難点です。
このずっしりした重みは、何度持っても受験生時代を思い出します。