月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

みんな恵まれてますね

「クソとか糞とか書くお下品な先生のところに預けられないザマス」と思う人もいるのかもしれませんが、実際に私の塾の生徒を見てみると、野暮で無骨な少年少女というのは少なくて、これまで愛されて育ってきましたという坊ちゃん嬢ちゃんのほうが多いんですよ。

大学受験は公立高校任せでお値打ちザマスと考える人が多い中わざわざお金を払うという教育方針をとるのは、本当にご子息ご息女の将来のことを願わないと出来ないですから、愛されオーラを放っている生徒が多いのも必然なのかもしれません。

生徒諸君はたぶん「?」と思っているかもしれませんが、みんな平和な雰囲気をまとっていますよ。生まれが良かったと親に感謝したほうがいいと思います。まあ今は実感がなくてもいつかそう思うことになりますよ。

大学受験を自分の問題として受け止め、他人にやれと言われる前に自分からやらなければいけないことだと気づけるようになるというのは、諸君の素晴らしい脳みその判断によるものではありますが、その素晴らしい判断というのは15年間恵まれた教育を受けてきた賜(たまもの)であって、それが出来ない人のほうが世の中には多いんです。

たしかにこれからの日本は先行きが明るいとは言えませんが、目の前の事象を自分の問題だと当事者意識を持って判断出来る人にとってはこの上なく楽しい世界になっていくこともまた事実です。ちょっと世の中を見渡せば、今まで国家や大企業が保持していた力が分散さる一方で、一個人が出来ることが大きくなっていっている様子が分かるでしょう。

諸君の恵まれた脳を活用するもしないもあなた次第の世の中です。ノブレスオブリージュの精神で大きな絵をかきつつ、まずは第一志望合格のために足元を見失わず一歩ずつ進んでいこうではありませんか。

 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp