月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

楽しかった〜

今年も大変よい一年でした。私は自分の夢に近づいたし、生徒が夢に近づく手伝いもたくさんできた。来年はもっと良い年、じゃなくてどえりゃあ良い年になると思います。

ではみなさん、良いお年を。

で終わるとつまらないので、少しだけ語ります。

今年は社会の階層化が表面化した年であったように思います。「高速道路で車を停車させて口論していたところ後ろからトラックが・・・」という痛ましいニュース記事やそれに類する記事を何度みたことでしょうか。大学受験を志す高校生であっても、目標が高くそれに行動がともなっている理想型からその逆まで、様々でした。日本に身分制度はありませんが、間違い無く社会は階層化しています。

階層化の怖いところは、自分がある階層に属していることを認識しづらい点にあります。私たちは自分の頭で考えているようにみえて、実は属している階層における常識でしか頭が動いていないのです。塾の周りを見渡せば「宿題、補習、コッコウリツ」の四面楚歌でありますが、まさに夜の田舎のカエルの大合唱。私にはそれらからどんな有意義なものが得られるのかさっぱり分かりません。(文句ばっかり言っても仕方ないので、まともな高校所属の生徒の割合が増えるよう日々努力しています)。

では私はどうかというと、自分の思考が集団に汚染されるのが嫌なので、意図的に孤立しています。極力、誰とも連絡を取りません。KY上等だぜ、俺様がミスターKYだぜ、くらいの勢いで生きていないと自分の考えを汚染されずにいるのは難しい。その結果どうかというと、生きている実感が得られます。独立自尊の精神というのはこのやうにしてしかいまのところの私には得られないのである。

それではみなさん。又来年!(というか明日!)

 

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豊田市の山奥にある道の駅的なところでパンジェラというパンにジェラードを挟んだだけの、何のひねりもない直球アイテムを食べる木村近影。


清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp