月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

暗記しよう

高3の最後の英語の授業は、今まで扱った英文をずらっと印刷したものを用いてこれまでの復習して終わりました。毎週400〜600語程度でそこそこ難しい英文を読ませてきたので、一年間で40本がたまります。それだけ読めば、読解するうえで覚えていないといけない英文法は一通り出てくるので、あとはそれを覚えて使い物にできるかどうか。onceをみたら何を考えるか、文頭がingで始まるときに何を予想するか、などを実際に自分が英語を読むときにどれだけ思い出せるかで得点は決まってきます。それを覚えきったら次にそれらを無意識化する訓練になるのですが、そのレベルまで達しなくてもたいていの大学は合格点に届きます。

おそらく塾生のなかでも「授業を受ける」を勉強だと思っている人がいるかもしれませんが、授業でならったことを復習して暗記するのが受験勉強です。暗記は、暗記しようとしなければできません。中学までであれば、学校でならったことは努力せずある程度記憶にとどめておけたかもしれませんが、その成功体験は忘れたほうが良い。私の授業は英語も数学も極力暗記する事項を少なくして教えていますが、それでも究極的には受験勉強というのは暗記です。学力の差は、頭の良し悪し以前に、暗記量の差です。

 


清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp