月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

残念な事実

授業中に内職しまくって学力をつけよ、という教えは、同級生が350人351脚やってる横で一人全力疾走するくらい威力があるんですが、これがハマるには生徒の性格によるところが大きくて、ホームルーム等で担任に少々嫌味を言われても気にならないという心の強さがあるかどうかというのが関わってきます。多少先生に嫌われたって卒業したら一切関係ないのだから、と割り切れるかどうか。

それに加えて、学校の宿題等を無視する代わりに、自分でやるべきことを決めてちゃんとそれを実行出来るかという厳しさを自分に向けられるかどうか。「学校の宿題なんてやらなくていいんだ、わーい」といってサボっていおて、やるべき自習もやらないというのも十分考えられますからね。

私の塾での教えの方針は、私が高校時代に塾で学んだことと、それによる自分自身の成功体験が基本となっています。私が受験勉強を開始した時には、相当な低レベルからのスタートだったので、同じことやればだれでも大学受験なんて成功するだろ、と思ってやってきました。でもやり始めて3年経って薄々感づいたんですが、このやり方がハマる生徒の割合は私が思っていたより全然少ない。

商売的には、マーケティングの失敗です。「国公立大学に行こうぜ!」とかいって、高校の補習系で舵を取っておけばもう少し商売繁盛していたでしょうね。

でも、やりません。そうせざるを得ないほど塾の経営が悪化したら、もう一回会社員に戻ってまた起業のアイディアを考えます。幸い私は営業が出来るので、リクルートあたりに履歴書出しますよ。

私は、自分が高校生のときに塾に救ってもらったのと同じように、高校生にウルトラ必殺技を教えて、一緒に難関大目指して頑張るのが楽しいんです。人生変えようぜ、っていつも思います。


清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp