月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

今更気づいてしまった

最近、物理と化学を毎日3-4時間くらい勉強していて参考書で独学が一番速いじゃんということを示したいなと思っていまして、まあ普通に出来ると思うんですが、出来たところで横展開できるのかという疑問がわいてきました。

「参考書に書いてある文字を読んで、理解する」という行為が出来る人はそもそも少ないんじゃないか。それが出来ないから、みんな勉強につまづいてしまうのではないか。

 日本語の文を読ませて「ここに書いてあるのは次の1〜4のうちどれか」が国語のセンター試験問題として立派に成立していて、真面目に勉強した高校生の平均点が6割なのだから、平均的高校生が参考書にかいてある意味を日本語として理解できる割合が紙面の6割だとしても何らおかしくはありません。

とすると、参考書にかいてあることを文字通り理解するということ自体にハードルがあるのだから、「参考書で独学が一番速いじゃん」というのを、普通の高校生にたいして広めていくのは風説の流布ではあるまいか。

 

「だから、きみは塾を開いて生の授業してるんじゃないの?」

という声が天から聞こえてきました。灯台もと暗し!

 

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清須市の大学受験 相伝学舎
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