月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ひたすら内職して自習せよ 1

私があらゆる授業をサボることを推奨しているのは、自習が一番学力がつくことを知っているからで、宿題なんて寝ぼけたこと言ってないで自分のやるべき参考書を開いて自習しろ!というメッセージを発信したいからです。難関大受験は時間との勝負。1時間あたりに得られる学力を最大限高めつづけないと競争に勝てません。

中学校の学年上位1割〜3割くらいは塾通いして音声の授業に頼って学力を伸ばしますが、本当のトップ(1位とか2位)は案外塾通いせず自習だったりしますよね。それと似て、大学受験でも旧帝大や早慶などの難関大の椅子を争う人というのは、情報のインプットを授業(音声)ではなくて自習(読解)に頼ります。

注意しなければならないのは、大学受験生全員がこの「ひたすら参考書」戦法をとれないということ。参考書を自分で進める時には、参考書の1行目から2行目のつながりが分からないとき「これはどういうことだろう?」と色々手を動かして考えてみることが出来ないといけません。読解力のある生徒だと呼吸するように出来ますが、読解力のない生徒の場合はいつまでたっても理解出来ない。そういう生徒の場合は、読解によるインプットではなくて、音声によるインプットのほうが適しています。ただし難関大受験は無理です。

日本語の読解力があること(論理的思考力があること)、分からないことが出てきたときに自分で色々調べる好奇心があること、このあたりの条件を満たしていれば、自習で飛躍的に学力を伸ばす可能性が生まれます。

  

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp