月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

2018年の河合塾偏差値

河合塾の入試難易ランキング表(偏差値の表)が更新されています。

私大は昨年の合格者激絞りの結果、だいたい2.5ポイントあがってます。いわゆる「マーチ」というのは私の受験生のときの感覚としては中位学部で偏差値55くらいというものでしたが、今年は下位でも57.5、中位学部で60、上位で65です。

愛知県では南山大学が私大では最難関ですが、南山大学の偏差値は英米が60、その他がだいたい55になりました。2.5あがったところと、横ばいのところがありますが、全体の難易度は上がっています。

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http://www.keinet.ne.jp/rank/19/ks01.pdf

分かりやすい例でいくと、五条高校では昨年の南山大合格者が158人→今年95人、西春が206人→152人となっていて一気に減っています。合格者数が絞られているのは都内の話だけじゃないんですよ。あれって、大学の学生数が何人以上のところは、定員の100%に収まるようにしなさいよ、というお達しですから、たしかに都内のマンモス大が影響を大きく受けますが地方にもデカイ大学なんてたくさんありますからね。

A判定でも落ちる都内の私大と比べたら、南山大はA判定とっておけばなんとかなる感はあるので、まだ堤防の内側という感じがしますが、今年はまた合格者数が絞られることが確定路線なので一段とキツくなるでしょう。

私大受験は今の偏差値表+2.5とか+5.0の大学を本気で目指して学力をつけて、やっとひっかかるレベルになると思いますよ。今年そんな感じでしたから。

 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp