月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

暗記に頭の良さは必要ない

難解な数学の問題が問題集に書いてあったり、クラスで数学や理科の得意な生徒がいるのを見たりすると、理系科目は頭の良さが必要なのではないかという気持ちになるかもしれませんが、大学受験くらいで頭の良さは必要ありません。日本史や古文の助動詞の活用を暗記するのに頭の良さが必要ないのと同様、数学も解法をひとつの暗記事項と考えてしまってなんら差し支えはありません。

クラスで数学や理科が得意な生徒は、あなたよりただ単純に解法を多く覚えているだけです。私だって生徒より解法を多く覚えていて多少それを数学の分からん生徒に教えるのに長けているだけのこと。生徒として受験をするだけなら教える必要はないので、やはり解法を多く覚えればそれで十分です。

暗記では解答にたどり着けないような問題はほとんど出題されません。出題されたとしてもみんな解けないので、それが解けないから落ちるということもない。標準的な問題をとれれば合格点にのるというのは周知の事実であって、標準的な問題というのは解法を覚えれば解ける問題のことです。

数学の学力がイマイチ上がらない生徒というのは、「解法は覚えるものだ」という認識が足りないし、覚えるための勉強が少ない。大学受験というのは、暗記勝負ですよ。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp