月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

山奥で考える

今日はこんな山奥に行っていました。長野の端っこです。

f:id:sodeng:20180831230156p:image

車で通ると学生をちらほら見るんですが、私がこの山奥に生まれていたら今みたいに自分のやりたいことを突き詰める人生を送れていたかと考えます。私のなかで大学が人生のターニングポイントになっているので、慶應に受かっただろうかという疑問になるんですが、そうなっていたとは想像つかない。私の受験勉強において塾の入れ知恵パワーはかなり大きかったので、そういう風に金で効率を買うのが難しい田舎から難関大に受かるのは出来なかったでしょう。まあダメだったらダメで、ひょっとしたら別の生き方をしてエンジョイしていたかもしれませんが。そう考えると私は大学進学で違う世界に出会ったことに良く言えば人生を変えられたわけですが悪く言えばそれに影響を受けすぎかもしれません。

大学進学すると、いい会社に入って頑張って出世して40までに一本稼げるのを目指す、みたいなレールに乗ってしまうし、私は脱サラしたとはいえそれまでの経歴が活きるような選択をしていて、今後ゼロからラーメン屋で修行できるかといえば多分できません。

でも今の仕事と生活は本当に楽しいのでこれからもやりたいことは何でもやって、毎年木村チルドレンを世に送り出していきたいと思います。