月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

思いつき大事よ

年末でアクセス数が減っているので、適当に思ったことを書いていきます。

今年は5月頃に「2店舗目つくろ!」と思い立ったことで大きな変化の年になりました。昔からの夢でもなんでもなくただの思いつきです。なんで思い立ったかというと、住んでいる家の近所で空きテナントが出て「あそこ借りちゃう?借りたら何しよう?」と妻と考えているうちに「別にあそこじゃなくてよくない?」という感じになって、物件を探してみたという具合です。物件を押さえてからやっと「いや、自分週6で授業のコマがびっしりうまってるやんけ、どうにか時間を工面しなきゃ2店舗なんて無理無理」という当然の課題に直面して、今ある仕事をどう効率化していくか考えていくことになりました。

思いつき・ノリという偶発的なことの結果になりますが、案外、人生とはこういう偶発的なことによって進展することのほうが大きいのではないか。

たとえば、今の私の英語の授業は2時間の授業時間中1時間45分は生徒に問題を解かせて、添削をする時間にしていて、全体解説は15分あるかないかですが、塾を始めたときは逆で問題を解く時間が30分、解説が90分という様子でした。たまたま添削時間を多くとる日があって、それが案外良かったので、そっち方向に落ち着いていったというのがあります。

あるいは、私は電話番号を公開していませんが、客商売のくせに割と生意気なことかもしれません。でも思いつきで「営業の電話がうるさいし、だいたい授業中になってもとれないし、電話で授業料金を問い合わせるだけの人はどうせ入塾しないし、電話番号非公開にしてついでに番号変えちゃおう!」と実行してみたところ、それによってマイナスの影響は今のところ感じられません。むしろ不必要な電話で時間を奪われることがなくなってプラスです。

もちろん基本的な姿勢としては「どうサービスを良くしていくか?」「もっと生徒の学力をアップするために何ができるか?」ということを一貫して考えていくことが前提だし、そういうロジカルな積み重ねによって塾として成長していくことが基盤であることには間違いありません。

しかし一方で、そういうロジカルな積み重ねとは無縁な「思いつき」によっても無視できない程度に前進していくことが出来るのも事実です。


清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp