受験勉強のいいところは、やればやるほど将来の選択肢が増えるところです。学歴フィルターという言葉がありますが、あれは都市伝説じゃなくて本当にあります。学歴が一定以上ないと、就職したい会社があっても書類選考で落とされてしまいます。
やりたい仕事なんてなくていいので、猛勉強しましょう。高2なら残り1年、だいたい380日のうち毎日10時間くらいやっておけば、とりあえずあなたの行ける最大限の大学までひょっとしたら手が届きます。そのうえ380日×10時間やれば何らかの手応えや自信を獲得しているはずです。
何事もそうですが、適当にやってたら後に何も残りませんが、本気を出してやったら一芸になることがあります。私のケースでいうと高1から高2の途中まで勉強などほとんどせずにひたすらギターを弾いて過ごしていましたが、いま何か練習して弾けるようになれと言われたらそれなりの演奏は出来ます。でも勉強をしなかったあの1年半で、適当バイトなどをするだけだったら何も残っていません。そして残りの1年半で猛勉強をしたら、分かりやすい形で学歴が手に入りましたが、1年半の勉強の過程で身につけた習慣で今も生きているくらい当時は成長しました。
合格すればラッキーだし、合格しなくても人生の糧になる、そしてやりたいことが特にない人はどうせ受験しなければならない。
ということを考えると、大学受験なんて猛勉強すればするほどお得です。