朝塾で小学生を見ていて思うんですが、小学生は大学受験を視野にいれてもいれなくても面白いです。
受験勉強はいかに効率を上げていくかがテーマといってもいいんですが、学問的な面白さよりその身につけ方にばかり焦点があたります。チャートを繰り返し取り組めとか、まずはシス単で900語覚えろとか、それはそれで結果が出るのですが、数学にせよ英語にせよ好きこそ物の上手なれなので勉強に面白みを感じていることのほうが大切です。
その点小学生のうちはテストによる競争を意識せず、いかに知的欲求をみたすことの面白さを伝えていくかに集中できるので、いわゆる勉強にとらわれずに色々アイディアを考えていけます。
そう考えると、小学校の勉強というのは大学での学問に近いのかもしれません。一方で中学と高校はテストのための勉強という側面がかなり強いので、同じ勉強でも性格がことなります。
なるべく幼少期のうちから、自然科学や社会、言語などの分野でゲームやYouTubeからでは得られない面白さを感じる経験ができると良いと思います。