月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

最初にフォームを学んでその後の効率を上げる

昨日、

こうやれば数学がとけるようになるのか!今までと感覚が違った!

 などと書きましたが、実はこの感覚というのは私が高2で受験勉強を始めた時に市内で有名な個人塾に通い始めて知った感覚です。入塾の2週間前くらいに「よっしゃ受験勉強始めよう!」と思って本屋で参考書を買ってやり始めてみたものの「ん?これでできるようになるのか?」という不安がすぐにでて、その不安を解消すべく塾に通い始めました。

私の塾でも、そういう受験勉強にたいする不安を取り除いてあげたいと考えています。公立高校生がまじめに受験勉強をしようと思ったら、多かれ少なかれ必ず不安に思う点です。映像授業や予備校では、わかりやすい授業を提供してくれるかもしれませんが、勉強方法を一から教えてくれるわけではありません。分かりやすい授業を聞いてどんどん吸収していけるのは、もともと勉強習慣があり習ったことをどう復習すれば身につくのか自分で分かっている生徒です。ほとんどの高校生はその手前にいます。

塾にきた生徒に最初に教えるのは、

 

チャートを1周目に取り組むときにはどうやるのか

2周目以降はどうやるのか

計算用紙は何がいいのか

解き終わったらどうやって記録していくか・・・

 

などの受験勉強のやり方です。

運動でいえばフォームを矯正することにあたりますが、体育も部活も運動は気合いと根性と練習量でカバーみたいな脳みそ筋肉指導者が多いのでフォームを指導してもらうたとえでピンとくる人がいるかどうか・・・。楽器で例えた方が分かる人が多いかもしれません。楽器を習うときにはとても地味な基礎練習のやり方とか、楽器を持つフォームを最初にならうと思います。そういう基本を押さえておかないと、練習の効率があがりません。

勉強も、最初にフォームを学んでその後の効率を上げることが大切です。 


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp