月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

現高2から対応が必要な英語外部試験についての方針

今週立て続けに「外部試験どうすればいいか」という質問を高2の生徒からもらいました。

この外部試験(英検とかTEAPとか)の利用については、各大学で利用の程度が異なるので一般的にどうすべきという答えはありません。

以前から私大ではTEAP何点以上で入試は満点扱いになるところがありましたが、国立大でも英検準一級以上で満点扱いになるところが出てきています(秋田大、広島大など)。

逆に出願資格としても不要な大学もあります(東大、名大、東北大)。

私大では早稲田の政経では英語の配点を外部試験30点+独自入試70点とする予定でしたが昨日の発表で15点+85点にすると変更がありました。

慶應では全く関係ありません。

 

・・・もう何がなんだか分からない泥沼状態です。先月はTOEICが外部試験から離脱する発表があり、昨日は早稲田政経が配点を減らす発表があったことを考えると、今後どうひっくりかえっていくか予想がつきません。

なので基本的には高2が終わるまでは静観して今まで通りの勉強を教えていきます。正直外部試験だからといって、何か特別な対策は必要ありません。まずは文法を用いて英語を読めるようになり、それから自然とリスニングの力がついていき、文法を覚えたら作文を練習していく、という流れです。

高校生のみなさんは、自分の受験したい大学の募集要項(2020年度入試)を調べて、今現在はどのような要件になっているのか確認してみてください。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp