月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

鳴くまで待ちます

当塾では生徒に大量の宿題を与えて土日に机に向かわざるを得ない状況を作ることや、授業以外に補習をつくって強制参加させるという、この地域の高校では一般的に見られる指導は行っていません。

中学生向けの塾では宿題で生徒を管理するところが多いようなので、当塾を検討している高校生やその保護者のかたのなかにも「とりあえず塾に通っていれば大丈夫でしょ」みたいに考えている人がいるかもしれませんが、当塾の場合、塾の授業だけやっていてもほとんど学力は伸びないと思います。

塾の授業は、みなさんの普段の自習生活をいかに充実させるかというのを考えて作っています。もちろん与えられた授業時間のなかで生徒に学力をつけるというのも考えていますが、週10時間に満たない時間で高校生に与えられる学力なんて鼻くそくらいのものです。

当塾では、授業を通じて普段どのような自習を続ければ学力がつくのかを教えていきます。また、授業以外の時間の質問や相談などで、普段の自習をアドバイスしていきます。

ぜひ塾で自習の充実のさせかたを学んで、塾にきていない時間、あるいは授業を受けずに自習室にこもっている時間を充実させてください。

それと私は授業以外で生徒が自習しているかしていないか、演習を通じてだいたい予想できてしまいますが、だからといって「もっとやれよ」とか声を掛けることもありません。

いつやるか?今でしょ!というのは自分で気づかないとダメだと思ってます。塾では宿題が出ないからやらないでいいとか、そういうことではありません。生徒が自分で考えて机に向かうようになるのを声を掛けずに待ってます。

この「待つ」というのができない大人が多いので、私みたいに塾をやってるくせに待てる人間というのは貴重な存在だと思います。

よろしくおねがいします。

 


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp