月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

日課を継続したいけど○○に邪魔される

受験勉強で学力が伸びる瞬間というのは、その前に必ず学力の種みたいなものの熟成期間があります。

その熟成期間は偏差値には現れないし自分の実感としても「伸びている」感じはしないと思いますが、一定期間過ぎると結果が出てきます。

この経験が1度でも得られると、再び次の熟成期間に入ったときとか、別の科目でスタートしたときに、同じように結果が得られるはずだと思って勉強に取り組めます。

継続

という言葉で表現されるものですが、学力の高い生徒ほど同じ事を継続する能力が高いです。このblogを読んでいる高校生のなかでも日課を大切にしている人は、その素質があると思います。

中学生の定期テストと違って大学入試は年単位で学力を付けて入試に挑戦していくものです。継続するといっても1週間とか2週間ではなくて、結果が出るまでに数ヶ月〜1年とかいうスパンで取り組んでいきます。

それだけの長期間、ぶれずに日課を消化していくには色々なハードルがあります。

 

退屈になって放り出してしまう

これが一番の大敵であるという高校生も多いと思います。現時点で学力が低い生徒ほどこのハードルでやられてしまいます。

 

外部要因に邪魔をされてしまう

学校の宿題が多いとか、親が勉強について小言を言ってくるとか、親が毎日のようにケンカしていて集中できないとか、友人関係、恋愛など、心の不安をもたらすものが多いと自分の日課どころではなくなってしまいます。

外部要因は自分でコントロールできないものも多く(特に家庭環境)、受験がハードモードに設定されていて気の毒に思うこともあります。

 


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp