月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

さらっと退塾の手続きを

「ありゃー今週もこの生徒は全然やってないなあ」

 

という光景に出くわした場合は、放置するというのが私の方針です。

そのうち「そろそろちゃんとやる!」という決意を待ちます。

決意をするのに塾通いするのはちょっとお金かかりすぎないか、そういうのは独学のうちにやっておくべきでは、とも思いますが、私から「うちの塾に是非通って!」などと口説いたことはこれまで一度もなくみなさんご自身の意思で入塾されていますから、私にクレームがくることもないでしょう。

塾にきて数学の勉強をして、さらに「ちゃんとやっとけばよかった」と人生の勉強をする、二重で勉強できる塾が相伝学舎であります。

 

さて、生徒を放置していると、いや、もっとポジティブな言葉で言わせてもらいますが、生徒をつかず離れずで見守りつづけると、その先は2つの分かれ道があるようです。

 

1.そのうち自分のヤバさに気づいて覚醒する

「うちの子はやればできるんです」と思っている世の中の保護者のみなさんに「それに当てはまらない人間たぶんいませんよ」とは口を割けてもいえませんが、たしかに、入塾直後くらいはパッとしなかったのに、いつの間にかものすごくエネルギーを発して頑張っている生徒はいます。そういう生徒はおそらく自分で色々考えた結果、いつやるか、今でしょ、と結論を出したはずなので見守っていてよかったなと思えます。

環境をそのままに自分を変えていくパターンです。

 

2.そのうち塾をやめてしまう

自分は変えずに環境を変えるほうが断然ラクです。割合としては覚醒するよりは辞めてしまうほうが多い気がします。こういう生徒の学力アップの手伝いが出来なかったことは残念だし、なかには「もう少し粘っておけば・・・」というケースもありますが、最後に私ができることとしたらさらっと退塾の手続きをすることくらいです。

当塾は塾を辞めたい月の25日までに書面提出で退塾できます。たとえば10月末で辞めたい場合は9月25日までに退塾届を出してもらいます。用紙は言ってもらえばその場ですぐ印刷します。

 

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp