月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

中学英語を覚えてない?まじか

高校生の英語学習で難しいのって英語そのものより、学習を継続することといって間違い無いです。

内容自体の難易度は圧倒的に数学のほうが難しく、数学は参考書をじっくり読んでも解説が意味不明ということがありえますが、英語に関してはよほどそういうことはありません。

なので一冊の参考書に毎日30分なり1時間なり向き合うことを継続できればもう勝ちは確定なんですが、英語は自分で「英語が読めるようになった」と感じるまでが長い!

数学では「二次関数の分野だけを1ヶ月やったら二次関数で分からない問題がなくなった」という成果の感じ方があるんですが、英語にかんしては「1週間分詞構文だけやったら分詞構文の文法問題は解けるようになったが、長文の読解力は変わってない」というように短期学習では本丸である長文読解力がピクリともしないので、せっかくがっつり勉強しても「この勉強でいいのかな?」という不安が増幅されるだけ、というのはよくある話です。

例外的に1-2ヶ月で読解力が向上するケースというのがあってそれは「入塾までに一応英文法の暗記だけはそれなりにやってきたが実際に長文読解で文法を使うトレーニングはしたことがない」という状況なんですが、まあ稀です。

英語が苦手だといって私のところに相談にくる生徒というのはそもそも単語も覚えていなければ文法も覚えていない、なんなら中学のときの文法(とくに関係代名詞、仮主語it、受動態あたり)すら頭に入っていなくて、そういう生徒だと「英語=つまらん」くらいの方程式が解けている状態だったりして、ますます成果が出るまで遠いというのが基本ですからね。

さすがに中学の英文法が入ってない状態の生徒だと「このレベルから大学受験まで持ってける指導者なんてこの世に存在するのか・・・いたとして生徒は心が折れずについていけるのか・・・」と憂鬱になるんですが、最近は中学レベルからでもやり直せる教材を作ったので、どっからでもかかってこいよという感じです。

生徒諸君は2年間くらい私の教えるとおり英語で暗記しまくったらその後一生忘れることのない英語読解力を得られると思って頑張ってください。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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