月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

受けなくてもいい寄りのどっちでもOK

高2の生徒で「全統模試受けたほうがいいですか?」という質問があって「お好みで」という一見適当な(?)返事をしました。

メリットデメリットを整理してみると、

 

模試を受けるメリット

・受験者のなかでの相対的順位が分かる

・自分の勉強の成果がわかる

 

デメリット

・不必要に焦りを生じる

・結局、模試≠入試なので、参考になるようでならない

 

正直、メリットのほうが大きいということはなくて、生徒によってはデメリットのほうが大きいというケースもあります。

特に高2の終わりとか高3になって初めてマーク模試を受験すると「時間がたりない!」と焦って、時間内に解けるようになる勉強を模索するという発想が生まれがちです。

しかしどんな科目でも知識が定着していない時期にマーク模試を受けたら時間が足りなくなるのは当たり前のことで、誰でもそんなものなのでそこは焦る必要なんてありません。全くです。

どんな結果がでてもポジティブに反応できる人なら受験したほうがいいですが、発想がネガティブ寄りの人は受けないほうがいいです。ただそういう人は受けない場合にも「自分の偏差値が分からないから不安」と焦るのかもしれません。

 

で、高2ですがよほど高校入学当初から頑張ってきた人を除けば、いま模試を受けても微妙な結果がでる人のほうが多い(≒そこまで問題を解けない)と思うので、受けなくてもいい寄りの「どっちでもOK」です。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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